子どもがウイルス性胃腸炎のとき、食事とケアはどうすべき?

1. ウイルス性胃腸炎とは?

ウイルス性胃腸炎は、いわゆる「お腹の風邪」です。

冬場に流行する病気の一つで、乳幼児はかかりやすく、大人にも感染します。

原因となるウイルスに感染すると、嘔吐や下痢などの症状が現れ、一週間ほどで回復していきます。

2. ウイルス性胃腸炎のときの食事

1. 嘔吐した後

嘔吐は初期症状の一つです。

嘔吐や吐き気のあるうちは、食事は摂らないようにしましょう。

食べてもすぐに戻してしまったり、吐きけが強くなるからです。

2. 嘔吐しなくなったら

吐きけが落ち着き、水分が取れて食欲が出てきたら、少しずつ食事を与えます。

始めは具のない野菜スープや味噌汁のうわずみなど、水分を中心にします。

様子を見て大丈夫そうだったら、柔らかくした似たうどんやおかゆなど、消化に良いものを食べさせましょう。

3. 下痢をしているとき

下痢をしていても、嘔吐や熱が落ち着いていたら普段の食事に戻していきます。

消化に良く、胃腸に優しいものを選ぶようにしましょう。

油分や糖分の多いもの、固いものや繊維質なものは避けます。

食べていい物と避けたい物

食べていい物

  • 経口補水液(水分補給におすすめ)
  • 豆腐
  • 白身魚(ゆでてすり潰すのも良い)
  • 葉物野菜の葉先(くたくたに煮ましょう)
  • 鶏肉(皮を取り除く)

避けたい物

  • 揚げ物
  • いかやたこ、こんにゃくなどの消化しにくいもの
  • にんにくなどの刺激物
  • 牛乳および乳製品
  • 柑橘類
  • 甘いもの、味の濃いもの

ウイルス性胃腸炎のときの食事は、薄味が基本です。

少しずつ、ゆっくりと普段の食事に戻していきます。

3. ウイルス性胃腸炎のときのケア

ウイルス性胃腸炎のときは、水分補給がケアのポイントです。

水分補給の方法

嘔吐や吐き気が治まったら、スプーン1さじから水や経口補水液を飲ませます。

様子を見ても嘔吐しなかったら次は2さじ、というように、少しずつ量を増やしていきます。

嘔吐してしまったら、時間を置いてまた1さじから始めます。

吐きけがひどくて水分補給できないとき

嘔吐や吐きけが治まらず、口から水分補給ができないこともあります。

下痢をしていない場合はすぐに脱水にはならないので、治まるまで少し様子を見ましょう。

下痢をしている場合は、脱水になる恐れがあるため、病院を受診しましょう。

口から水分補給ができないときは、点滴を受けることもあります。

安静に過ごすことが大切

ウイルス性胃腸炎は嘔吐や下痢が主症状です。

2~3日で症状が落ち着いてきますが、乳幼児は体力が落ちやすく、元気になったように見えても胃腸が回復していません。

1週間くらいは家で安静に過ごし、他の人にうつさないよう気をつけましょう。

近所の小児科の病院を
探す・口コミを見る

参考:病院で処方される薬