赤ちゃんの外耳炎とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談

1. 外耳炎とはこんな病気?

耳の外側から鼓膜の間に傷がつき、炎症を起こす病気です。

外耳炎になると、耳の穴から膿が出る、痛がって泣き続けるといった症状があらわれます。

2. 外耳炎の原因

耳の部位について

耳の部位は大きくわけて、外耳、中耳、内耳にわかれています。

それぞれの部位の位置や役割は下記になります。

外耳

耳たぶから耳の穴をとおり、鼓膜までの部分をさします。

耳たぶを耳介、耳の穴を外耳孔、鼓膜までの穴の通りみちを外耳道と呼びます。

外耳は鼓膜や耳の中のたいせつな器官を守る、音を鼓膜に伝えるはたらきがあります。

中耳

鼓膜より内側の鼓室、耳管と呼ばれる通りみちが鼻の奥までつながっている部分をさします。

鼓室は完全に密閉されてはなく、耳管から鼻の奥の通りみちがあり、空気が出入りしています。

また、鼓膜の内側には耳小骨と呼ばれる骨があり、鼓膜に伝わった音を内耳に伝えるはたらきがあります。

内耳

鼓室の上にある部分をさします。

内耳は体の前後や体の傾き、回転を感知するセンサーの役割をする半規管や耳石器があります。

また、音を脳に伝えるための、聴神経や蝸牛(かぎゅう)があります。

蝸牛は別の読み方では、カタツムリです。

カタツムリの殻の形状から似ていることから、そのような名前がつけられています。

外耳炎が起きる原因は?

耳掃除

赤ちゃんの耳はデリケートです。

キレイにしたつもりが逆に傷をつけてしまい、外耳炎を引き起こします。

外耳炎の多くは耳掃除が原因です。

細菌感染

一例としてプールがあります。

プールにある雑菌が耳に入り、外耳炎を引き起こします。

ほかにも汚れた手で耳を触ることで外耳炎を引き起こします。

また、お風呂の水から細菌感染することもあります。

中耳炎

中耳炎が原因となり、外耳炎を併発することもあります。

アトピーや湿疹

アトピーになるとかゆくなり、湿疹なども起こります。

かゆみから耳をかいてしまい、傷がつくことで外耳炎を引き起こします。

3. 外耳炎の症状

外耳炎のおもな症状は下記のとおりです。

耳の痛み

耳を触ると痛みを感じ、泣くことがあります。

また、かゆみから耳を引っ張ることもあります。

耳が熱い

外耳炎が原因で耳に熱を持ちます。

耳垂れ

耳から膿や水が出ます。

難聴

外耳炎を放置して悪化すると、難聴を引き起こすおそれがあります。

4. 外耳炎の治療&ホームケア

治療はどこで診てもらえるの?

耳鼻科で診てもらえます。

消毒

耳垢などの汚れを取ったあとに、消毒をして外耳炎の悪化を防ぎます。

薬物療法

抗生物質の入った点耳薬や内服薬で治療を行います。

手術

膿がたくさんたまっている場合には、手術によって切開をして膿を出します。

ホームケアについて

耳掃除をしずぎない

外耳炎になる大きな原因は、耳掃除のしすぎです。

耳掃除の方法や頻度に関しては、耳鼻科の先生に確認を行いましょう。

清潔と乾燥を保つ

耳を下にして寝ると、湿気がこもり雑菌が繁殖しやすくなります。

なるべく上に向けて寝かせましょう。

また、赤ちゃんだけでなく親の手も清潔にして、雑菌の感染を防止することがたいせつです。

爪を短く切る

赤ちゃんの爪が長いと、ひっかいて傷をつけてしまいます。

同様に親も爪を短く切り、ひっかくことがないようにしましょう。

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5. 先輩ママの「うちの子の外耳炎体験談」

息子を持つママより

結婚10年目にやっと長男が生まれました。

早速会社の社内報で記事となり、自分で写した長男の写真と私のコメントが社員の通信欄に載りました。

会社では遠方の支店の方からお祝いのメールを多数頂きました。

家庭では近くの保健センターでの育児教育に出席したり、赤ちゃんの健康診断に私も同行しています。

その中でお風呂の入れ方の指導も受け、早速実行し、それ以降は私の役目となりました。

それから1か月後位に長男が発熱し、直ぐに小児科に連れて行き、担当医に診て貰いました。

特に大した熱でないので普通の薬を貰い帰宅し安静にさせていました。

翌朝になっても熱がひかず、昨日より大きな声で泣いています。

堪らず小児科の医師に電話を入れ状況を説明したところ、直ぐに診察に来るように指示がありました。

診察の結果は外耳炎の疑いがあるとの事で有り、直ぐに耳鼻科に向かい診察を受け外耳炎と診断されました。

赤ちゃんのお風呂の入れ方にも不備が有ったらしく強く反省しました。

幸い初期段階の外耳炎の為大事に至らず済みました。

引用元:自分の不手際か!!赤ちゃんの外耳炎

娘さんを持つママより

娘が赤ちゃんの頃の体験です。

子育てが初めてだった私は色々神経質になっていて、お風呂に入った後はいつも念入りに娘の耳掃除をしていました。

ある夜、娘がいつもよりも激しく泣き、全然寝てくれませんでした。

そんなことが何日か続き、不安になったので小児科に連れていきました。

診断結果は外耳炎でした。

赤ちゃんの外耳炎はよくあると言われました。

耳を見てみると、少し白い液が出ていました。

耳かきの時に傷がつき、細菌が入ったことが原因でした。

私はいつも綿棒と耳かき両方で掃除をしてしまっていたので、そのせいだったのかもしれません。

抗生物質の入った薬を処方してもらいました。

何日かして治ったようで娘は夜泣きはなくなりましたが、治りかけのかゆみのせいか、しばらく機嫌が悪かったので痒み止めの薬ももらいました。

治療中は耳に水が入らないようにしなきゃいけないので、よく動く娘をお風呂に入れるのは本当に大変でした。

それからは、耳掃除は綿棒でなるべく耳に傷をつけないように注意したら、外耳炎になることはなくなりました。

引用元:赤ちゃんが外耳炎になってしまいました

参考:病院で処方される薬