新生児や赤ちゃんの便秘の解消法とは?月齢別の便秘対策まとめ

1. 赤ちゃんの便秘について

便秘の定義

便秘は、腸にたまった便がスムーズに出ない状態を指します。

排便が2~3日おきでもきちんと出ており、赤ちゃんの機嫌がよければ、便秘ではありません。

毎日排便があっても、排便がスムーズにいかず赤ちゃんがつらそうなら便秘とみなされます。

赤ちゃんの便秘のおもな症状

以下のような症状があれば、便秘が疑われます。

  • 排便時につらそうな様子がある
  • 固い便しか出ない
  • お腹が張っている
  • 食欲がない
  • 便が出ず、強いにおいのおならばかり出る

2. 月齢6ヶ月未満の便秘解消法

新生児や低月齢の赤ちゃんでもできる便秘解消法です。

「の」の字マッサージや綿棒浣腸などは、ある程度月齢が進んだ赤ちゃんにも効果的です。

母乳・ミルクを十分に飲ませる

低月齢の赤ちゃんの便秘でもっとも多い原因は、母乳・ミルクの不足です。

母乳・ミルクを十分に飲むことで便のかさが増え、便意が起こりやすくなります。

「の」の字マッサージ

おへその中心に手のひらをあて、「の」を描くようにやさしくマッサージしましょう。

赤ちゃんの体はデリケートなので、あまり力を入れすぎずやさしく行うのがコツです。

授乳後すぐは避け、体がリラックスしているときに行いましょう。

砂糖水を飲ませる

5%の砂糖をお湯に溶かし、人肌くらいの温度にさまして飲ませます。

糖分が腸内の便をやわらかくし、便を出しやすくする効果があります。

飲ませすぎると胃腸に負担がかかるので、1回あたり30~50ccをめやすに飲ませましょう。

体を動かす

体を動かすことで腸に刺激が加わり、ぜん動運動がうながされます。

まだ首が据わっていない赤ちゃんの場合は、ペダルこぎ運動が効果的です。

赤ちゃんの両足を持ち、自転車をこぐようにやさしくまわしましょう。

綿棒浣腸

腸に便が詰まって出てこない場合は、綿棒浣腸が効果的です。

綿棒浣腸の手順

大人用綿棒の先を少しほぐし、オリーブオイルなどをたっぷり含ませます。

赤ちゃんを仰向けに寝かせ、綿棒の先をやさしく肛門に入れます。

綿棒の頭が入ったら、やさしく円を描くように肛門を刺激しましょう。

15~20秒ほど刺激したら綿棒を抜き、指の腹で肛門を押さえてやさしく刺激しましょう。

3. 月齢6ヶ月以上の便秘解消法

しっかり運動させる

寝返りやハイハイができるようになったら、筋肉が発達して運動量もぐんと増えます。

ゴロゴロ転がったりハイハイしたりして、しっかり運動させましょう。

水分不足による便秘を防ぐため、汗をかいたらこまめに水分補給させましょう。

生活リズムをととのえる

このころになると、朝起きて夜寝る生活リズムがととのい始めます。

生活リズムがととのえば、排便リズムも自然にととのいます。

できるだけ寝坊や夜更かしをさせないようにして、日中はしっかり運動させましょう。

便秘を解消する離乳食

離乳食が始まると、一時的に便秘になることがあります。

それまで母乳・ミルクだけを飲んでいた赤ちゃんの胃腸が、まだ固形物の消化に慣れていないためです。

たいていの場合、離乳食に慣れるとともに便秘も自然に解消されますが、以下の栄養素は便秘解消に効果的です。

乳酸菌

乳酸菌には、腸内環境をととのえる効果があります。

乳酸菌を含む食べ物のうち、もっとも離乳食に使いやすいのはヨーグルトでしょう。

アレルギーがなければ、離乳食初期から取り入れることができます。

食物繊維

食物繊維には、腸内にたまった不要なものをからめ取って出しやすくする効果があります。

また、腸を刺激してぜん動運動をうながす効果もあります。

月齢にあわせて、野菜・果物・きのこ類などをうまく取り入れましょう。

水分補給を忘れずに

離乳食が始まると母乳・ミルクの量が減り、水分不足になることがあります。

離乳食の食べ具合に影響しないよう、低カロリーのお茶や水などでこまめに水分補給しましょう。

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