子どもの臍炎・臍肉芽腫の治療とは?治療の期間・費用・薬は?

1. 臍炎・臍肉芽腫とはどんな病気か?

臍炎とは

赤ちゃんのへその緒は、生後1~3週間の間に取れるものです。

へその緒が取れた部分は、傷ができているのと同じなので、消毒します。

ですが、傷口から細菌が入り、炎症を起こすことがあります。これを、臍炎といいます。

臍肉芽腫とは

臍肉芽腫とは、おへそにピンクや赤色をしたしこりができることをいいます。

臍肉芽腫になる原因は、二つあります。

まず、へその緒が取れたときに臍帯の組織の一部が残ってしまい、それが増殖して盛り上がり、しこりができることです。

次に、臍炎が悪化して臍肉芽腫になることです。

どちらも自然治癒することはなく、治療が必要です。

2. 臍炎・臍肉芽腫の治療方法

臍炎の治療方法

臍炎の治療では、塗り薬を使います。

沐浴後におへその水分をしっかり取り、その後しっかり消毒します。

それから、抗生物質の入った軟膏を塗ります。

臍肉芽腫の治療方法

臍肉芽腫の治療ですが、しこりが小さい場合は、硝酸銀棒や硝酸銀液を使って焼き切ります。

その後は消毒をして、清潔に保てばOKです。

しこりが大きい場合は、臍肉芽腫の根元を糸で縛り、血流を止めることで壊死させます。

すると、数日で根元からポロリと取れます。

どちらの治療も、臍肉芽腫に神経が通っていないので、赤ちゃんに痛みはありません。

3. 臍炎・臍肉芽腫の治療にかかる期間

臍炎の治療期間

臍炎は、おへその水分をきちんと拭き、消毒をして、処方された薬を塗れば、1~2週間で治まるのが一般的なようです。

臍肉芽腫の治療期間

臍肉芽腫を焼き切った場合は患部が乾くまで、根元を縛った場合はしこりが取れるまで、数日を要します。

その後は、おへそをきちんと乾燥させれば問題ありません。

4. 臍炎・臍肉芽腫の治療費

乳幼児医療費制度を利用しよう

臍炎や臍肉芽腫に限らず、乳幼児が病院にかかるときには、「乳幼児医療費助成制度」を利用できるので、費用負担は少なく済みます。

ただし、乳幼児医療費助成制度を利用できるのは、健康保険に加入していて、6歳に達する日以後最初の3月31日までの乳幼児です。

新生児の場合は、健康保険の手続きが終わっていないこともありますが、窓口で全額支払ったものも、後で領収書や申請書を住んでいる地域の役所に提出すれば返還してもらえます。

乳幼児医療費助成制度の対象や内容は、居住地域によって異なるので、住んでいる地区の役所に問い合わせてください。

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