妊婦が風疹にかかったらどうすればいい?胎児への影響は?

1. 妊婦の風疹の症状

1. 風疹の症状

  • 発熱(38度前後)
  • 発疹(赤みがあり細かく、全身へ)
  • 首元あたりのリンパ節の腫れ

これらの3つが揃うことで、風疹の診断が下されます。

妊婦でもこの3つは変わりません。

他にも関節炎や咳などの症状がありますが、個人差が大きいです。

2. 妊婦特有の風疹の症状

妊婦特有の風疹の症状はありません。

しかし妊婦には問題がなくても、胎児に問題が出ることがあります。

こちらは下で詳しく説明します。

2. 風疹の治療法

妊婦でも風疹の治療法は変わりません。

基本は自然治癒となりますが、症状によっては薬が出たり、治療をしたりすることになります。

風疹自体への特効薬は存在しません。

3. 妊婦の風疹の予防法

妊婦が風疹に感染するのは、あまり良くありません。

そのため、風疹に対する予防はしっかり行いましょう。

1. 妊娠前に風疹の予防接種を

妊娠する前に、風疹の予防接種を受けることをおすすめします。

できれば1回ではなく、2回受けられると安心感があります。

予防接種を受ける時期は、妊娠を絶対にしていないと言い切れる、生理中がおすすめです。

また、予防接種後2ヶ月間は妊娠してはいけませんので、必ず避妊を行いましょう。

2. すでに妊娠しているなら、抗体価を確認

すでに妊娠している場合、妊娠初期の検査にて風疹の抗体価を検査しています。

検査の結果、もし風疹の抗体価が基準値を下回っているなら、基本的にその旨を医師から伝えられているはずです。

自分でも確認をするならば、8以下でないことを確認しましょう。

3. 風疹の抗体価が基準値より低かったら?

妊娠初期の検査で、風疹の抗体価が基準値より低かった場合、以下の点に注意して実行していきましょう。

  • 妊娠20週までの妊婦はマスクをすること
  • 出産までの期間(特に春先から初夏にかけて)も、できる限りマスクをすること
  • 人混みを避け、外出の際は手洗いうがいを心がけること
  • パートナーや同居している人に風疹の予防接種を受けてもらうこと

風疹の感染力は弱いので、これだけしていればあまり風疹にはかかりません。

しかし確実性を求めるのであれば、やはり妊娠前に予防接種をするほうが良いでしょう。

4. 妊婦が風疹にかかることによる胎児への影響

1. 胎児への影響

妊婦(特に妊娠20週ころまで)が風疹にかかってしまうと、胎児は先天性風疹症候群という障害を持って産まれる可能性があります。

風疹の症状が出なくても、風疹ウイルスに感染するだけで、胎児に影響があることがあります。

2. 先天性風疹症候群とは

産まれた赤ちゃんが、風疹ウイルスによって引き起こされた障害を持っていることを先天性風疹症候と呼びます。

先天性風疹症候群の主な症状は以下のようなものです。

などがありますが、その中でも上の3つは三大症状と呼ばれています。

これらがいくつも同じ赤ちゃんに現れることもあれば、1つしか発現しないこともあります。

3. 妊娠8週までが一番危険

難聴と網膜症以外は、妊娠8週のころまでに風疹にかかると発現することが多いです。

逆に難聴と網膜症は、妊娠20週ころまで気を付ける必要があります。

そのせいもあり、先天性風疹症候群で最も多い症状は難聴です。

いずれにせよ、このような症状が出ないためにも、妊婦は風疹予防をすることがとても大事です。

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