妊婦が百日咳にかかったらどうなる?胎児への影響は?

1. 百日咳の症状

初期症状は風邪と間違えやすい

百日咳は、大人がかかっても、子どものように重症化することはありません。

そして、感染しても軽い人だと咳も出ないことがあり、風邪と間違える方も多いです。

大人の百日咳の症状

まず、せきが2週間以上続き、一度せき込むとなかなか止まらないのが特徴です。

熱は平熱の場合がほとんどで、せきとともに嘔吐があることもあります。

妊婦が百日咳に感染した場合も、出る症状に変わりはありません。

2. 妊婦の百日咳は胎児に影響するの?

百日咳は胎児感染しない

お腹の赤ちゃんはママの血液を通して、酸素や栄養を補給しています。

ですが、血液をダイレクトに受け取っているわけではありません。

そのため、妊婦が百日咳に感染しても、胎児までかかることはないのです。

せきによる消耗が問題

妊婦が百日咳に感染したときに心配なのは、長くせき込むことが体力を消耗させたり、お腹の張りを誘発させることです。

激しくせき込むことで、お腹の赤ちゃんに振動を与えることも、よいことではありません。

そのため、妊娠中でも早期に治療を始めるのが一番です。

3. 妊娠中の百日咳の治療方法

抗生物質を服用する

大人の百日咳は、発症から2~3カ月で自然治癒するといわれていますが、妊娠中でも投薬治療がおすすめです。

百日咳の治療では、抗生物質を2週間服用します。

妊娠中に抗生物質を使って大丈夫?

百日咳の治療では、「マクロライド系」の抗生物質が使われます。

これは、比較的安全で胎児に影響がないとされ、産婦人科で処方されることが多い抗生物質です。

妊娠16週以降の妊婦であれば、処方された抗生物質を服用してかまいません。

ただし、妊娠初期に抗生物質を飲むと、胎児の成長に影響が及ぶことがあります。

お医者さまとよく相談の上、その指示に従いましょう。

4. 妊娠中に予防接種を受けよう

ワクチン接種で胎児も免疫がもてる!

妊娠中のママも、子どものころに三種混合ワクチンを受けていますが、大人になったときには百日咳の免疫はなくなっています。

出産後に赤ちゃんが四種混合ワクチンを受ける際、ママが百日咳にかかる可能性があります。

また、予防接種を受けてから免疫がつくまでにも時間がかかるので、妊娠中に予防接種を受けておくことをおすすめします。

妊婦がワクチン接種を受けることで、胎児に抗体が移動し、生まれたばかりの赤ちゃんも免疫を持つことがわかってきたからです。

母子の健康を守るためにも、前向きに検討してみてください。

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