子どもの百日咳の予防接種とは?効果・時期・回数・費用

1. 百日咳には予防接種があるの?

百日咳には予防接種がある

百日咳は、百日咳菌という細菌が感染して激しいせきなどの症状を引き起こす病気です。

感染力が強く、赤ちゃんがかかると重症化しやすいですが、ワクチンがあるので予防接種を受けることができます。

そのため、生後3カ月を過ぎたら、できるだけ早く予防接種を受けることをおすすめします。

予防接種の効果

完全に予防することはできませんが、感染する確率を通常の10%~20%にまで減らすことができます。

また、免疫がつくので、感染した場合も比較的軽症ですむようになります。

予防接種の効果は5年~10年で弱まっていき、生涯続くものではないですが、免疫力と体力の低い乳幼児期間において、発症と重症化のリスクを大きく下げることができます。

予防接種は2種類ある

予防接種は、生まれた時期によって内容が違います。

三種混合(DPT)ワクチン

2012年7月より前に生まれた赤ちゃんは、この予防接種を受けます。

三種混合(DPT)ワクチンは、ジフテリア(D)と百日咳(P)、破傷風(T)の3種類を予防します。

四種混合(DPT-IPV)ワクチン

2012年8月以降に生まれた赤ちゃんは、原則として四種混合(DPT-IPV)ワクチンを予防接種します。

四種混合(DPT-IPV)ワクチンは、ジフテリア(D)と百日咳(P)、破傷風(T)、ポリオの4種類を予防します。

2. 百日咳の予防接種を受ける時期は?

できるだけ早くが基本!

百日咳は、赤ちゃんや子どもがかかると、重症化しやすい病気です。

そのため、予防接種が可能になる生後3カ月を過ぎたら、できるだけ早く受けるようにしましょう。

同時接種は安全

この時期、赤ちゃんはヒブや小児用肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンなど、他にも受けた方がよい予防接種があります。

これらは、VPDと呼ばれる、ワクチンで防げる病気です。

赤ちゃんを危険なVPDから守るためには、ワクチンの同時接種は不可欠です。

アメリカでは、生後2カ月の赤ちゃんに、6種類もの同時接種を行っています。

安全性は確認されているので、同時接種を前提にスケジュールをたてましょう。

3. 予防接種の回数は?

予防接種は5回受ける

三種混合(DPT)ワクチン、四種混合(DPT-IPV)ワクチンともに、接種時期が2期に分かれます。

1期は、生後3カ月以降の乳幼児期です。

最初の予防接種から、3~8週間隔で3回受け、3回目から約1年後に4回目を受けます。

2期は11歳になってから、ジフテリアワクチンと破傷風ワクチンを混合した、DTワクチンを受けて終了です。

4. 百日咳の予防接種の費用は?

定期接種なので費用はかからない

予防接種には、法律に基づいて地方自治体が行う「定期接種」と、希望者が受ける「任意接種」があります。

三種混合(DPT)ワクチンや四種混合(DPT-IPV)ワクチンは、定期接種になるので、公費医療の対象になります。

住んでいる地区の自治体から予防接種票が届き、それを持っていけば費用はかかりません。

予防接種を受ける時には、必ず予防接種票を持っていきましょう。

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