赤ちゃんの包茎とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談

1. 包茎ってなに?包茎は病気なの?

おちんちんの先端である亀頭が、包皮と呼ばれる外側の皮に覆われている状態です。

赤ちゃんは包茎の状態で生まれるのが普通であり、病気ではありません。

思春期をむかえる16〜17才になると、手で皮がむける仮性包茎になるのがほとんどです。

成人になってからの真性包茎は、1%程度なので、あまり心配する必要はありません。

ただし、おちんちんに炎症を起こしている場合には、早めに病院に行きましょう。

2. 包茎の種類と年齢に応じた変化

包茎の種類について

包茎は全部で3種類あります。

1. 真性包茎

外側の包皮をまったくむけず、亀頭を出すことができない状態です。

2. 仮性包茎

手で包皮をむくことで、亀頭が出せる状態です。

3. かんとん包茎

包皮をむいて、そのままにすると皮膚がむくんで包皮を戻せない状態です。

痛みをともない大変危険です。

赤ちゃんが包茎の理由

生後6ヶ月の赤ちゃんのうち、80%が真性包茎です。

その理由は、亀頭と包皮がくっついた状態のため、むくことがそもそもできません。

しかし、成長して3才くらいになると、90%はむけるようになります。

そして、思春期をむかえる16〜17才になると、ほとんどむけるようになります。

恥垢について

恥垢は包皮をむいて亀頭についている、白いカスです。

恥垢は、おしっこのカスではなく、皮膚の代謝によりできたものです。

不潔なイメージを持たれるかもしれませんが、恥垢に細菌はついていません。

恥垢があることで、包皮をむけやすくする、潤滑油の働きがあります。

成長し包皮がむけることで、恥垢も落ちてきますので、無理に落とす必要はありません。

大人になってからの真性包茎の割合は?

日本人の場合、大人になってからの真性包茎の割合は、1〜2%と非常にまれです。

多くの人は、手で包皮をむける仮性包茎です。

赤ちゃんの段階で真性包茎だからといって、心配する必要はありません。

3. 包茎はむいたほうがいい?治療すべき?

赤ちゃんの包茎は、そのままにしていい場合と、治療が必要な場合にわかれます。

おちんちんの先に皮が被っている

前の章で説明したとおり、生後6ヶ月まで80%の赤ちゃんは真性包茎です。

また、思春期をむかえるときには、ほとんど皮がむけるようになります。

炎症を起こしていなければ、そのままにしておいて問題はありません。

包茎だからといっても、この時期はおしっこが飛び散るぐらいしか困ることはありません。

逆に無理に皮をむこうとして、痛い思いをさせる、おちんちんから出血させたら、かえって危険です。

亀頭包皮炎や尿路感染症を繰り返す

亀頭包皮炎は、カンジダなどの雑菌が原因による炎症です。

また、亀頭包皮炎により尿路感染症を引き起こすこともあります。

亀頭包皮炎や尿路感染症を繰り返すときは、病院に行きましょう。

包茎を治療する必要があるか、薬物療法で対処するか、病院で判断してもらいます。

おちんちんを清潔に保つのはもちろんですが、無理に包皮の中を洗う必要はありません。

4. 包茎の治療とホームケア

包茎に関する治療に関しては、下記になります。

経過観察

包茎でも炎症などを起こしていなければ、基本的に治療は必要ありません。

また、成長とともに包皮がむけるようになります。

思春期になれば、ほとんどむけるようになります。

痛みや赤み、腫れがある場合

おちんちんの先が腫れて、痛みを感じている、膿が出ている場合、早めに病院に行きましょう。

亀頭包皮炎や尿路感染症の疑いがあります。

抗生物質の入った内服薬、テラマイシン軟膏やクロマイN軟膏などで治療を行います。

包皮が戻らない場合

包皮をむいたのはいいけれど元に戻らず、亀頭周辺がむくんでいる、かんとん包茎の場合にも、病院に行きましょう。

手術をするケースは?

真性包茎で亀頭包皮炎を繰り返すようなら、包皮の一部を切開する手術をします。

手術自体は1時間以内に終わるのが通常です。

包茎のホームケア

薬物療法による治療は、先生の指導のもと、完治するまでしっかり治療を行いましょう。

手術をした場合、場所が場所だけに不潔になりがちです。

手術による感染を防止しながら、清潔を保つことがたいせつです。

治療の必要のない包茎の場合、過度に洗い過ぎると亀頭を傷つけ、細菌感染のリスクが高まりますので注意しましょう。

包皮をむいた場合には、そのままにせず、必ず元に戻しましょう。

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5. 先輩ママの「うちの子の包茎体験談」

奈良県・10才の男の子・Kママより

10ヵ月のとき、おちんちんの先が赤くなって、おしっこのときに痛がるようでした。

先生に「ていねいに洗って清潔にすること」と言われたので、おふろで皮を引っ張って洗っていたら、いきなり皮がむけて亀頭部分が見え、元に戻そうとしても戻りません。

だんだん毒きのこみたいになるので、おむつをそ1つとかぶせて病院へ急ぎました。

先生がゼリーのような薬をつけて元に戻してくれました。

「痛いんだから無理にむいちやダメ」と言われて、ショボン。

ごめんね。

引用元:包茎のときは清潔にせねばと無理に洗おうとして大失敗