ヘルパンギーナは一度かかったら大丈夫?それとも何回もかかる?

1. ヘルパンギーナってどんな病気?

ヘルパンギーナは、赤ちゃんや未就学児に多い夏風邪の一種です。

おもな症状は、以下のとおりです。

  • 突然39~40℃の高熱が出て、2~3日続く
  • 口の中やのどに水疱ができ、ものを食べたり飲んだりすると痛みをともなう
  • 脱水症状

2. ヘルパンギーナの原因ウイルスは?

ヘルパンギーナのおもな原因ウイルスは、以下のとおりです。

いずれも、ヒトによく感染するエンテロウイルス群のなかまです。

  • コクサッキーウイルスA群(CA)
  • コクサッキーウイルスB群(CB)
  • エコーウイルス
  • エンテロウイルス(68~72型)

ヘルパンギーナの原因としてもっとも多いのは、コクサッキーウイルスA群です。

コクサッキーウイルスA群は、ヘルパンギーナだけでなく夏風邪・手足口病などを引き起こすこともあります。

3. 2回以上ヘルパンギーナにかかることも

一度ヘルパンギーナにかかると、その原因ウイルスに対する抗体が作られます。

そのため、同じウイルスが原因で2回以上ヘルパンギーナにかかることはありません。

ただし、別のウイルスに感染した場合はふたたび症状が出ることがあります。

4. 2回以上ヘルパンギーナにかからないために

おもな感染経路

ヘルパンギーナの原因ウイルスのおもな感染経路は、以下のとおりです。
  • ウイルスが含まれた患者の唾液・鼻水に触れる
  • ウイルスが含まれた患者の便に触れる
  • 患者のせき・くしゃみ・会話で飛び散ったウイルスに触れる

症状がおさまった後も、約1ヶ月は患者の唾液や便からウイルスが排出されつづけます。

きょうだいやお友だちへの感染を防ぐためにも、治ったからといって油断してはいけません。

感染予防のためにできること

ヘルパンギーナは、ワクチンなどで予防することはできません。

以下の方法で、しっかり感染を予防しましょう。

手洗い・うがいの徹底

エンテロウイルス群は、あらゆる場所に存在します。

外出後や食事前には手洗い・うがいを徹底し、ウイルスが体内に入らないよう注意しましょう。

できるだけ人ごみを避ける

ヘルパンギーナは、おもに夏に流行します。

夏はイベント・旅行などの楽しみが多いですが、疲れ・暑さによる負担が心配です。

ウイルスへの感染が不安なら、できるだけ人ごみを避けましょう。

周囲に患者がいる場合、必要以上に接触しない

きょうだいやお友だちの中に患者がいる場合、必要以上の接触を避けましょう。

家族であっても、食器やタオルの使いまわしはやめましょう。

抵抗力をつけておく

一度ヘルパンギーナの症状がおさまっても、しばらくは無理をせず十分体を休めましょう。

もし別のウイルスが体内に入っても、抵抗力が十分にあれば発症しにくくなります。

夏休み中でも、できる限り栄養バランスや生活リズムを崩さないようにしましょう。

近所の小児科の病院を
探す・口コミを見る

参考:病院で処方される薬