妊婦が麻疹にかかると危険?胎児にどんな影響があるの?

1. 妊婦が気になる麻疹の症状とは?

麻疹は麻疹ウイルスによっておこる感染症です。

子どもがかかると比較的に軽い症状で済みますが、大人がかかると症状が重症化しやすいです。

妊婦は抵抗力が落ちている

麻疹は感染力がとても強い病気です。

まわりに感染者がいると、免疫を持たない人は95%の確率で感染するといわれています。

妊娠中の妊婦は抵抗力が落ちているため、麻疹の感染がとても心配になります。

麻疹の症状

麻疹ウイルスに感染すると、次のような症状が出現します。

  • 10日前後の潜伏期を経て発症
  • 39℃以上の高熱やせきが出るカタル期
  • 全身に赤い発疹や口の中に白い発疹ができる発疹期
  • 発疹などが落ち着く回復期

発症してから回復するまで2週間以上かかる場合もあります。

麻疹は肺炎中耳炎などの合併症も起こしやすいため、妊婦はかからないことが何よりも大事です。

2. 麻疹の胎児への影響は?

妊娠中で最も注意が必要な「風疹」と異なり、麻疹は妊娠中にかかっても胎児に先天性の奇形などが現れることは少ないです。

しかし、麻疹にかかることで「流産」や「早産」のリスクは高くなります。

麻疹にかかった妊婦の約30%に流産・早産がみられています。

妊婦は麻疹による流産や早産のリスクが高まるので、感染を避けることが何より大切です。

3. 麻疹の治療法

麻疹にかかった場合、ウイルスに効く治療法や薬はありません。

高熱やせきに対する薬が処方されることがありますが、妊娠中の場合も同様に医師の指示に従った内服をします。

症状が重篤な場合は、入院となる場合もあります。

熱が下がったのにせきがとまらない、いつもと体の様子が違うといった違和感を感じたら、合併症を疑ってすぐに病院を受診して下さい。

4. 麻疹の予防法

麻疹の流行が認められた場合は、不要不急の外出は避けましょう。

妊娠中は体の抵抗力が落ちやすい時ですから、規則正しい生活とバランスの取れた食生活を心がけて下さい。

麻疹予防は免疫の有無が大事

麻疹は一度かかると免疫ができます。

妊娠中に麻疹の予防接種はできる?

一度もかかったことがない場合は、ワクチン接種の有無を調べることをオススメします。

妊娠中は予防接種はできません。

免疫がない場合は、妊娠を希望した時に接種するのがよいでしょう。

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参考:病院で処方される薬