子どもがプール熱のとき、食事と家でのケアはどうすればいい?

1. プール熱の症状

プール熱を発症すると、高熱、目の充血、目やに(結膜炎)、のどの痛みの症状がみられます。

のどの痛みは個人差がありますが、ひどい場合は水分をとるのもつらい場合があります。

2. プール熱の時の食事は?

プール熱を発症すると、高熱とのどの痛みのため食欲が落ちます。

1. のどごしの良い食べものを与える

のどが痛いので、熱いものや固いもの、柑橘系の果物やジュースなどは食べにくいです。

以下のようなのどごしの良いメニューがよいでしょう。

  • プリン
  • アイス
  • ゼリー
  • うどん
  • おじや

うどんやおじやは、食べやすい温度まで冷ませてから食べさせましょう。

2. 水分補給をしっかりと

水分をとらないと症状が悪化する

のどの痛みがひどい場合は、水分補給も嫌がる場合があります。

しかし、食事も多くは食べられない中で水分をとらないと、脱水症状と糖質不足が同時に起こります。

糖質が不足すると、脂質を燃焼してエネルギーを作り、ケトン体という老廃物が多くなります。すると、血液が酸性に傾き、嘔吐などの症状がおきる「ケトアシドーシス」という状態になります。

お茶や水では脱水の解決にならない

お茶や水は電解質が含まれておらず、のどをうるおしたり、のどの渇きをいやす働きしかありません。

脱水の予防や解決にはならないと考えてください。

電解質を含んだ飲み物を

子ども用のイオン飲料は、糖分や塩分、ミネラルなどの電解質がバランスよく含まれています。

イオン飲料を嫌がる場合は、薄めたジュースやみそ汁の上澄み、スープなどでも構いません。

少量ずつ与える

水分を一気にとっても、体内の吸収が追いつかず尿となって排出されてしまいます。

少量の水分をこまめに与えるようにしましょう。

3. プール熱の家でのケアは?

プール熱はアデノウイルスが原因です。

アデノウイルスはいろんな型があり、特効薬やワクチンがありません。

そのため、治療は対症療法が中心であり、家でのケアがとても大切です。

1. 食事と水分補給をしっかりと

先述の通り、のどごしの良い食べ物を与えたり、電解質を含んだ水分をこまめに補給しましょう。

2. 高熱の対応

熱が上がっているとき

熱が上がっているときは寒気を感じます。

衣服などで調節し、からだをあたためてあげましょう。

熱が上がりきったら

熱が上がり切ると汗をたくさんかきます。

こまめに着替えをさせてあげましょう。

熱がって苦しそうな時は、脇の下や太ももの付け根を冷やすと効果的です。

解熱剤は極力使用しない

解熱剤を処方されることが多いですが、熱で苦しんでいる時をのぞき、なるべく使用を避けましょう。

発熱は、からだがウイルスと闘っている証拠なので、むやみに下げると回復が遅くなります。

3. 目やにのケア

目やには多い場合は、ガーゼなどの清潔な布でこまめにふきとってあげましょう。

4. 安静にする

プール熱を発症している時、からだはウイルスと闘って免疫をつけようとしています。

できるだけ安静にすることで、免疫をつけるはたらきが高まります。

外出は控えるようにしましょう。

4. 入浴はOK

高熱でフラフラでない限り、多少の熱があっても入浴は可能です。

入浴することでさっぱりしますし、皮膚の清潔を保つことができます。

ただし、長く湯船につかると体力を消耗しますので、短時間ですませるようにしましょう。

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参考:病院で処方される薬