プール熱のウイルスの感染経路と対策は?予防法は?

1. プール熱(咽頭結膜炎)とは

プール熱とは夏場に大流行する病気です。

プール熱という名前から夏季のみ流行すると思われがちですが、実は一年を通して流行する病気です。

  • 突然38.5度以上の高熱がでる
  • 目が充血したり、目やにが出たりする
  • のどの強い痛みがあらわれる
  • 高熱が2~5日続く

といったつらい症状があらわれるので、子どもがプール熱にかかると親は非常に不安になります。

しかし、ウイルスとその感染経路をしっておくと、かからないように対策することができます。

2. プール熱のウイルスは?

プール熱の原因となるウイルスは、アデノウイルス3型というウイルスです(他にアデノウイルス7型もあります)。

アデノウイルスは多くの血清型が存在し、A~Fの6群に分類されており、現在確認されているだけでも51の血清型が存在しています。

アデノウイルスによる感染症は、軽い風邪、嘔吐下痢などの胃腸炎などがあります。

比較的症状の重い扁桃炎肺炎などの症状があらわれるケースもあります。

アデノウイルス感染症の中でも、出席停止扱いになる病気は、プール熱(咽頭結膜炎)と流行性結膜炎の2種類となっています。

3. プール熱の感染経路は?

プール

プールは他の子どもと接触することが多いため、他の環境と比べれると感染する確率が高くなります。

せき、くしゃみ、鼻水

プール熱は、その名前からプールで感染すると思われがちですが、プール熱に感染している患者のくしゃみ、鼻水、せきなどから感染することも多くあります。

名前を見るとプールのほうが感染力が増しそうですが、ウイルスの感染力そのものは飛沫感染でも変わりません。

オムツ交換やトイレ

プール熱は症状が軽快しても、感染から約2週間~1か月の間は便からウイルスが排出されます。

そのため、オムツ交換をしたあとや、感染者のトイレのあとなどに感染するケースもあります。

4. アデノウイルスに感染しないための対策は?

アデノウイルスは感染力が強いウイルスですが、基本的な対策を実行することで感染する確率を下げることも可能です。

1.規則正しい生活を送る

ウイルスに対抗するには、体の免疫力そのものを上げることが大切になります。

  • 早寝早起きをする
  • 栄養バランスの取れた食事を摂る
  • 適度な運動をする

基本的生活習慣を整えることで、免疫力が上がり、アデノウイルスに感染するリスクを減らすことができます。

2.手洗いうがいをする

ウイルスの感染ルートは、主に以下の2つが多いです。

経口感染

手についたウイルスが口などに入ることで感染します。

飛沫感染

患者のせきなどからウイルスが鼻やのどにつくことで感染します。

手洗いうがいをこまめにすることで、アデノウイルスに感染する機会を減らすことができます。

まだ手洗いうがいが上手にできない乳幼児は、パパやママが手をこまめに洗ってあげたり、お茶をよく飲ませるなどすると効果的です。

3.家庭内での感染を避ける

アデノウイルスは家庭内でも容易に感染します。

感染者とのタオルなどの共有は避けるようにしましょう。

また、感染予防のため、マスクを着用したり、ドアノブなどよく触れる場所はアルコール消毒をするのも効果があります。

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