手足口病かな?と思ったら症例写真の画像で正しく判断

1. 手足口病とは?

名前のとおり、手足や口の中に発疹ができる病気です。

生後6ヵ月から5才までの赤ちゃんや幼児がかかりやすく、全年齢の患者の90%を占めるといわれます。

発疹の見た目も症例によって微妙に異なるため、なかなか判断が難しいです。

いくつか症例写真をみて、自分の子どもの状態と似ているかどうか確認し、手足口病が疑われる場合は病院で受診しましょう。

2. 手足口病の症状画像

口内の白い水疱状の発疹

手足口病の初期は、口の中に白い水疱状の発疹(口内炎)ができます。

せきや鼻水などの風邪に似た症状や、微熱がでることがあります。

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舌にできるパターン

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唇の内側にできるパターン

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口内の上側にできるパターン

手の白い水疱状の発疹

初期の頃は口の中だけに発疹ができることが多いですが、数日経つと、手や足などの体の様々な部位に広がります。

子どもが「体がかゆい」「ムズムズする」と訴えるケースが多くあります。その時は、子どもがかゆがっている場所には発疹などなくとも、数日後に発疹が出ることがあります。

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手のひらに発疹が出る

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白さよりも赤みが強い時も

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指にもできる

足の白い水疱状の発疹

手だけでなく、足に、水疱や赤みを持った米粒のようなブツブツ(丘疹)ができます。

また、手足に発疹が出る頃になると、口の中の発疹が破れてひどく痛み、飲食をいやがるようになります。

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膝にも発疹が出る場合がある

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足の裏:赤みが強いパターン

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足の指にもできる

3. どんなふうに治っていくの?

2-3日で口の中の潰瘍の炎症がおさまって、食欲が出てきます。

手足の水疱は茶色くなり、発病から1週間ほどで消えてしまいます。

4. よく似ている病気と見分け方

ヘルパンギーナとヘルペス性歯肉口内炎は、手足口病と区別がしづらい病気です。

手足口病とヘルペス性歯肉口内炎は、ヘルパンギーナと同様に高熱の有無と発疹の部位によって区別が可能になります。

ヘルパンギーナとヘルペス性歯肉口内炎は、発症初期は区別が難しく、その流行状況や口腔内の水疱の出ている部位で鑑別することとなります。

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医者に相談を!

手足口病の特徴

ヘルパンギーナ、ヘルペス性歯肉口内炎と異なり、手や足にも小さな水疱が見られます。

また、手足口病では高熱が出ることはあまりありません。

ヘルパンギーナの特徴

手足口病とほぼ同時期に流行します。

口腔内の小さな水疱は手足口病同様に出現するが、高熱が2-3日続くことが多いです。

2-3日後に診察し、手足に所見がないことを確認します。

ヘルペス性歯肉口内炎の特徴

発症初期はヘルパンギーナとの区別が困難なことがあります。

流行状況や、小さな水疱がでる口の場所で区別が可能になります。

ヘルパンギーナは、口の中の上側のやや奥にでる一方、ヘルペス性歯肉口内炎は、頬の内側の粘膜や舌などにもできるし、歯肉炎を伴います。

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ヘルペス性歯肉炎

水疱があり、さらに歯肉炎になっていて歯ぐきが赤くなっているのがわかるでしょうか。

この3つの病気の区別は本当に判断が難しいので、自分で判断せずに、まずは医者に相談しましょう。

5. 手足口病の治療とホームケア

手足口病に特効薬はありませんが、基本的には軽い症状の病気のため、とくに治療をしなくても1週間ほどで治ります。

口の中の発疹の痛みは市販の口内炎用塗り薬で緩和できます。

刺激の強い食べ物を避け、食べやすいものを食べさせましょう。

また、飲み物を嫌がると思いますが、脱水症状を避けるため、水分補給はこまめにしてください。

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参考:病院で処方される薬