体外受精で胚移植をした後はどう過ごせばいい?注意点は?

1. 胚移植から妊娠判定までにかかる日数はどのくらい?

体外受精の場合、たいていは胚移植からおよそ2週間後に妊娠判定を行います。

初期胚移植でも胚盤胞移植でも、妊娠判定までにかかる日数はほとんど変わらないようです。

中間判定を行うことも

病院によっては、胚移植から1週間前後で中間判定を行う場合があります。

自分でフライング検査してもいい?

胚移植後、妊娠判定日を待ちきれず市販の妊娠検査薬でフライング検査を行う人もいます。

ただし、胚移植後のフライング検査では正しい結果が出ないこともしばしばです。

体外受精後のフライング検査で、正しい結果が出にくい理由

ホルモン剤の影響

着床率を上げ妊娠を維持しやすくするために、胚移植後もホルモン投与を続けるケースが多いです。

このホルモン剤の影響で、妊娠していないにもかかわらず検査薬が陽性反応を示す場合があります。

検査のタイミングが早すぎる

市販の妊娠検査薬は、hCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)に反応するしくみになっています。

このhCGホルモンは、着床・妊娠が成立すると少しずつ分泌量が増えていきます。

検査薬を使うタイミングが早すぎると、着床していてもまだhCGホルモンの分泌量が少なく陰性になることがあります。

2. 胚移植後の過ごし方について

胚移植後は、特別安静にしなければならないということはありません。

基本的には普段通りに過ごしてもかまいませんが、念のため以下のポイントに注意しましょう。

当日の入浴は避ける

膣から雑菌が入るのを避けるため、胚移植当日の入浴を禁じている病院もあります。

胚移植当日は、シャワーのみにとどめておくと安心です。

下半身をなるべく冷やさない

下半身、特に子宮周辺の血行が悪化すると着床しにくくなると考えられています。

夏でも過度の薄着やエアコンの使いすぎは控え、下半身をなるべく保温しましょう。

胚移植翌日以降の入浴では、できるだけ湯船に浸かって体をあたためましょう。

熱いお風呂に短時間入るより、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるほうが効果的です。

また、冷たいものの摂りすぎも避けたいですね。

栄養バランスに気を配る

これまでの妊活期間と同様に、野菜・肉・魚などさまざまな食材をバランスよく摂りましょう。

特に、緑黄色野菜や果物などに含まれる葉酸を意識して摂りましょう。

妊娠前~妊娠初期に葉酸が必要な理由

妊娠前~妊娠初期にしっかり葉酸を摂ると、胎児の先天的奇形のリスクを下げる効果があります。

葉酸は加熱調理によって失われやすいので、食材とともにサプリからも摂ることをおすすめします。

ストレスをためない

妊娠判定までの間は、どうしてもナーバスになるのも無理はありません。

しかし、ストレスが大きいと自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。

体調の変化や行動に一喜一憂しすぎないで、なるべくゆったり過ごしたいですね。

喫煙・飲酒を避ける

喫煙や過度の飲酒によって、子宮に血液がいきわたりにくくなります。

特に、この時期の喫煙には着床率の低下・初期流産リスク上昇などの危険があります。

受動喫煙に注意

胚移植を受けた本人が禁煙していても、身近に喫煙者がいると副流煙を吸い込むことがあります。

周囲の人にも禁煙してもらうか、喫煙中・喫煙直後の人にはなるべく近づかないようにしましょう。

激しい運動・長時間の自転車利用は避ける

適度な運動は、子宮周辺の血行増進やストレス解消に効果的です。

ただし、体に負担がかかるほど激しい運動は避けましょう。

子宮への負担を避けるため、長時間自転車に乗らないよう指導する病院もあります。

タンポンの使用は避ける

タンポンの使用によって膣内で雑菌が繁殖し、感染症にかかる恐れがあります。

胚移植後は、念のためタンポンの使用を控えましょう。

しばらくは性行為を避ける

精液には子宮を収縮させる作用があり、また精液が膣内に入ることで感染症のリスクも高まります。

また、コンドームを使っていても性行為そのものが子宮収縮を促すこともあります。

そのため、胚移植後しばらくは性行為を控えたほうが安心です。

なお、性行為を控えるべき日数については病院ごとに意見が異なるようです。

3. 妊娠超初期症状について

移植後~妊娠判定までに以下のような症状が現れたら、妊娠超初期症状かもしれません。

体調がいつもと違うと感じたら、無理せず休養をとりましょう。

  • 着床痛・着床出血
  • 基礎体温がいつもより高くなる
  • おりものの様子が変わる
  • 下腹部の痛み・張り
  • 足の付け根の痛み
  • 胸の張り・乳首が敏感になる
  • 倦怠感(だるさ)・眠気
  • 頭痛
  • 消化器の不調(胃痛・下痢・便秘など)
  • 風邪のような症状(鼻水・悪寒・微熱など)
  • つわりのような症状(吐き気・味覚の変化など)
  • 精神的症状(イライラ・落ち込み・集中力低下など)

妊娠超初期症状と生理前症状は似ている

妊娠超初期症状のなかには、生理前症状と区別がつきにくいものもあります。

症状の有無に一喜一憂しすぎるとストレスの元になるので、参考程度にとどめておきましょう。

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