体外受精の妊娠はいつわかる?着床時期と成功したときの症状

1. 体外受精の着床時期

体外受精の場合、移植後3~5日くらいで着床が成立すると言われています。

初期胚移植に比べて、胚盤胞移植のほうが着床成立がやや早いと考えられています。

胚盤胞移植のほうが着床時期が早いとされる理由

胚盤胞移植のほうが着床時期が早いとされる理由に、「卵管回帰説」があります。

体外受精によって移植された初期胚は、一度卵管へ向かいます。

初期胚は卵管で細胞分裂(分割)して胚盤胞になり、その後子宮へ戻って着床します。

つまり、最初から胚盤胞まで育った胚を移植すれば卵管へ向かわずに着床できるのです。

ただし、卵管回帰説が100%正しいかどうかはまだ判明していません。

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2. 実際の妊娠判定時期はいつ?

移植日から約2週間後に、血液検査・尿検査を行って妊娠の有無をチェックします。

確実に判定するため、初期胚移植・胚盤胞移植にかかわらず同時期に検査する病院がほとんどです。

ただし、病院によっては移植後5~7日目くらいで中間判定を行うこともあります。

フライング検査してもいい?

病院で妊娠判定する前に、市販の妊娠検査薬を使ってチェックする人も少なくありません。

ただし、体外受精の場合は妊娠検査薬による妊娠判定がやや難しくなるようです。

体外受精では、着床率を上げるために移植後もホルモン剤投与を続けることが多いです。

そのため、ホルモン剤の影響で妊娠していなくても陽性反応が出ることがあります。

化学流産に気づいてしまうデメリットも

一旦着床したものの妊娠成立に至らなかった場合は、化学流産と呼ばれます。

妊娠検査薬で陽性反応が出た後に生理が始まった場合、化学流産の可能性もあります。

自然妊娠であれば、化学流産に気づかないことが少なくありません。

フライング検査には、知らなくてもよい化学流産を知ってしまうというデメリットもあるのです。

3. 着床に成功したときの症状は?

着床に成功すると、妊娠超初期症状が起こることがあります。

妊娠超初期症状って?

着床成立後~生理予定日前ごろに、さまざまな症状が起こることがあります。

これらの症状は、生理予定日後に起こる妊娠初期症状と区別して「妊娠超初期症状」と呼ばれています。

この時期に妊娠検査薬を使ってもまだ陽性反応は出ませんが、ホルモンバランスは大きく変化しているのです。

おもな妊娠超初期症状

生理前症状と区別しにくいことも多いですが、いつもと体調が違う場合は妊娠超初期症状かもしれません。

また、人によってはまったく妊娠超初期症状を感じないこともあります。

  • 着床痛・着床出血
  • 基礎体温がいつもより高くなる
  • おりものの様子(量・色・におい・粘り気)が変わる
  • 下腹部の張り・痛み(チクチクするような痛み、生理痛のような鈍痛)
  • 足の付け根の痛み
  • 腰痛
  • 胸の張り・乳首が敏感になる
  • ほてり・汗をかきやすくなる
  • 倦怠感・頭痛・眠気
  • トイレが近くなる(頻尿)
  • 消化器の不調(胃痛・下痢・便秘など)
  • 風邪に似た症状(鼻水・悪寒・微熱など)
  • つわりに似た症状(吐き気・食欲や味覚の変化・においに敏感になる・唾液が増えるなど)
  • のどが渇きやすくなる
  • 肌荒れ
  • 精神的症状(イライラ・落ち込み・集中力低下など)

4. 妊娠判定までの過ごし方

なるべく疲労・ストレスをためない

移植~妊娠判定までの期間は、妊娠しているかどうかが気になって仕方ない時期ですよね。

とはいえ、あまりストレスをためすぎるとかえって妊娠しにくくなることが知られています。

心身の不調を感じたら、無理せず休む

移植後は、着床後のホルモンバランス変化やホルモン剤などの影響で不調を感じやすくなります。

心身の調子がいつもと違うと感じたら、無理せず休養をとりましょう。

体調に神経質になりすぎないで!

妊娠を待ち望んでいると、ちょっとした体調の変化も不安になってしまうものです。

あるいは、「妊娠超初期症状かも!?」と必要以上に期待してしまうこともあります。

もちろん体をいたわることは大切ですが、ささいな体調変化に一喜一憂しすぎると逆にストレスがたまってしまいます。

体を冷やさない

着床率を上げるには、子宮周辺を温めて血行を良くすることも重要です。

下半身を冷やさないよう、衣類や温かい飲み物などでなるべく保温しましょう。

エアコンのきいたオフィスなどで長時間過ごす場合は、ひざ掛けや羽織ものなどで対処しましょう。

夏場の入浴もシャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。

生活リズム・栄養バランスに気を配る

早寝早起きと適度な運動、そして栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう。

胎児の先天的障害予防に役立つ葉酸、貧血予防に役立つ鉄分・タンパク質などを積極的に摂りましょう。

夫婦で禁煙する

不妊治療中の人の多くはすでに禁煙しているかもしれませんが、夫や家族が喫煙している場合はぜひ禁煙してもらいましょう。

タバコの副流煙によって胎児の発育が妨げられたり、母体の健康に悪影響が及んだりする恐れがあります。

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