人工授精のタイミングは?排卵の前後だとどっちが妊娠しやすい?

1. 人工授精の方法とは?

人工授精の流れ

人工授精とは、あらかじめ採取してある男性の精子を、排卵のタイミングに合わせて、女性の子宮内に直接注入するという方法です。

人工授精を行う時には、排卵前から準備を始めます。

排卵日の予測

女性の生理が始まった日から、次の排卵日に向けての準備を始めます。

女性の体の状態によって、完全自然排卵にするか、排卵誘発剤を使用するかを検討します。

排卵前の検査

生理開始から10~12日を経過すると、超音波検査で卵胞の成長を確認する、あるいは排卵検査薬で黄体形成ホルモン(LH)を測定し、正確に排卵日を予測します。

そのうえで、人工授精を行う日を決定します。

人工授精

人工授精は、女性が排卵してから24時間以内のタイミングで行うのが基本です。

そのため、人工授精を行う日を決めたら、男性は自宅あるいは病院で採精します。

採取した精子は洗浄を行ってから、女性の子宮内に注入されます。

妊娠の判定

人工授精後は、着床の確率を高めるための処置を行うのが一般的です。

そして、人工授精して約2週間後に、妊娠判定を行います。

人工授精が不成功だった場合には、再び治療を行うことになります。

人工授精を勧められるケース

タイミング法を用いても妊娠に至らない、あるいは夫婦の年齢が高い時に、人工授精が行われることが多いです。

また、男性の精子に問題がある場合も、人工授精を勧められます。

事前に、夫婦で不妊検査を受け、原因を特定しておくとよいでしょう。

マカ・葉酸サプリを超えた、ピニトール配合の妊活サプリ・ベジママとは?

2. 人工授精のベストなタイミングは?

排卵前後のどちらがおすすめか

人工授精のタイミングとしては、排卵の少し前から排卵直後がベストと考えられています。

精子の寿命は約2~3日ありますが、卵子は24時間しかありません。

そのため、排卵する少し前のタイミングで人工授精を行うのがよいと考えられます。

排卵から時間が経ちすぎると、受精のタイミングを逸してしまいます。

3. 排卵日を予測する方法は?

排卵日の予測方法

排卵日の予測方法は、病院によって異なるようです。

基礎体温表をつける

女性が朝起きて動かずにすぐに測る体温を、基礎体温といいます。

基礎体温を毎日計測し、グラフにつけると、時期によって体温が上がったり、下がったりするのがわかります。

低温期から高温期に変わる際に、基礎体温が大きく下がります。

その日を含め、前後1~2日で排卵が起こるとされています。

正確な排卵日を予測するためには、最低3カ月は基礎体温を記録しましょう。

頸管粘液法を用いる

頸管粘液とは、いわゆるおりもののことをいいます。

実はおりものは、生理周期に合わせて粘度が変化しています。

そのため、おりものの粘度を観察することで、排卵日を予測することができるのです。

排卵日の直前のおりものが、最も粘度が高くなるので、指にとって伸ばして確認しましょう。

超音波卵胞計測を行う

生理が始まって10日を過ぎてから、病院で超音波検査を受け、卵胞のサイズを計測する方法です。

膣から器具を挿入し、超音波を用いて卵胞のサイズを計測します。

卵胞は、排卵直前には約18~22mmの大きさになります。

その大きさから排卵日を予測するのですが、通院の手間や費用がかかります。

排卵検査薬を使う

尿に含まれる黄体ホルモンの濃度を確認することで、排卵のタイミングを予測する方法です。

黄体ホルモンの上昇が始まると、およそ36時間以内に排卵が起こるとされています。

排卵が近づくタイミングで、排卵検査薬を毎日使い、陽性反応の変化をチェックすることで、排卵日の予測がしやすくなります。

病院でも、排卵検査薬を使うことがありますが、市販薬もあるので試してみましょう。

4. 排卵誘発剤の使用でタイミングが計りやすくなる?

排卵誘発剤とは?

排卵誘発剤とは、投与することで排卵を促す薬です。

内服薬と注射薬に大別されます。

排卵誘発剤としてよく使われる経口薬にはクロミッド(クロミフェン)があり、ゴナドトロピン療法で用いられる注射薬には、hMG注射とhCG 注射があります。

クロミッド(クロミフェン)が投与された場合の排卵率は無月経の女性で約70%、無排卵周期症の人で約90%となりますが、妊娠率は約25~30%です。

ゴナドトロピン療法の場合の排卵率は約70~80%で、妊娠率はおよそ30%といわれています。

排卵日の予測がしやすい

完全自然排卵で人工授精を行う場合は、排卵のタイミングに個人差があるので、排卵日を正確に予測するのが難しいのが現実です。

そのため、排卵誘発剤を使って、人工的に排卵日をつくるという方法が用いられることがあります。

排卵誘発剤を使って卵胞を成長させ、準備が整った時点で、hCG注射打ち、排卵を構成的に起こします。

hCG注射をすると、36~48時間で排卵が起こるので、そのタイミングで人工授精を行い、成功の確率をアップさせます。

とはいえ、基礎体温の計測は不可欠ですので、基礎体温表はきちんと記録しましょう。

マカ・葉酸サプリを超えた、ピニトール配合の妊活サプリ・ベジママとは?

人工授精専門の病院を
探す・口コミを見る