男性不妊かどうかって、精液の量・色・粘り気などでわかるの?

1. 男性不妊の判断は精液でわかるの?

ネット上の掲示板や質問サイトにおいて、精液が透明なのは精子が少ないから、という情報も見かけます。

では、実際のところどうなのかといったら、精液の量、色、粘り気の見た目や臭いだけで判断することはできません。

つまり、精液を見ただけで、精子が多いか少ないかは判断できない、ということです。

精液の中にどのくらい精子がいるのか、男性不妊が原因なのかについては、病院で検査するしか方法がありません。

精液の検査方法は、精液を遠心分離機にかけて、顕微鏡で精子の数や運動能力などを確認します。

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2. 精液や精子についての気になる疑問

精液や精子のことについて、男性自身もよくわからない、理解していない部分も多くあります。

そこで、精液や精子について、気になる素朴な疑問について説明していきます。

精液が白くて粘り気があるのは精子なの?

精液が白いのは、精子の色ではありません。

また粘り気も、精子とは関係ありません。

つまり、精液の色が濃く粘り気が強いから、精子が多い、質が多いとはかぎりません。

精液が白い、粘り気があるのは、精嚢線(せいのうせん)と呼ばれるところから出される物質で、精漿(せいしょう)と呼ばれます。

射精したときに、精漿と精子が混ざり合って、精液が外に放出されます。

精液の臭いのもとは?

臭いが強いから、精子が多いということではありません。

また、精子そのものに臭いはありません。

これは、前立腺液の臭いであり、栗の花や漂白剤の臭いに例えられています。

性行為を繰り返すと精子はなくなるの?

精子は常に作られています。

1回射精しても、3日経過しますと、睾丸の中に精子がたまります。

射精されない精子はどうなるの?

禁欲を続けたからといって、無制限に精子がたまり続けて、睾丸がパンパンになることはありません。

古い精子は体内に吸収されて、新鮮な新しい精子だけが残るようになっています。

そのため古い精子を捨てるため、ムリに性行為や射精する必要はありません。

長期の禁欲は精子に影響するの?

長期の禁欲は、逆に精子の数を減らす原因になります。

その目安となるのは、5日以上です。

排卵日のタイミングにあわせて、長期の禁欲をして性行為をすることはおすすめしません。

体力的な面やお互いの気持ちの面もあるので難しいですが、3日に1回程度の性行為で回数を増やすことで、妊娠率が高くなります。

精液や精子の量や質は変化するの?

日によって気分がいいときもあれば、悪いときがあるように、精液や精子の状態も常に変化しています。

変化する要因は、体調、食生活、ストレス、時間など、さまざまあります。

そのため、精液検査の結果にもバラつきが出ます。

自然妊娠や人工的な受精をする場合にも、なるべくいいコンディションにすることがたいせつです。

3. 男性不妊のおもな原因は?

男性不妊の原因は、いくつもあります。

特定するためには、やはり病院で精液検査を行う必要があります。

おもな原因は、以下があります。

乏精子症や無精子症

WHOが定める正常な精子の数は、1mlあたり1,500万以上となっています。

しかし、これよりも極端に少ない場合を、乏精子症や無精子症と呼びます。

男性不妊の代表的な症状です。

精子無力症

妊娠するためには精子の数とあわせて、健康的な精子であることも重要です。

子宮の奥の卵管を通り、卵巣にたどり着くためには、まっすぐ進む精子が必要です。

ところが、精子が不健康でまっすぐ進む能力が明らかに低い場合、精子無力症と呼びます。

先ほどの乏精子症や無精子症と一緒になっているケースもあります。

精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)

精巣の近くを流れる血管にコブができる症状です。

血液の流れが悪くなり、熱がこもる原因になります。

精子は熱に弱く、そのため睾丸は体の外に出て、冷やしています。

精索静脈瘤が原因で精子に影響が出ると、精子のDNAに異常が出て奇形精子症を引き起こします。

その他の原因

男性不妊の原因がはっきりしないこともたくさんあります。

また、複数の要因が重なっていて、原因を追求するのが難しいことも多くあります。

食生活や生活スタイル、ストレスや疲れ、加齢によるものなどがあります。

4. 男性不妊の検査方法は?

先で説明したとおり、外見から精液の状態を見ても、精子の量や質を確認することはできません。

男性不妊かどうかを追求するためには、病院で精液検査をするしか方法はありません。

具体的な精液検査の方法は以下のとおりです。

精液検査はどこでできるの?

産婦人科や泌尿器科、不妊外来で検査を行うことができます。

精液検査の料金は?

保険が適用されるケースとされないケースがあり、1,000〜5,000円が相場です。

不妊治療の一環で精液検査を行う場合と、単なる検査をするだけでは、保険の適用の可否が変わります。

精液検査の具体的な流れは?

病院側で用意された、容器に採取して持ち込む、または病院で採取する場合の2つにわかれます。

とくに難しいことはありませんが、ベストな状態で採取できるように、前日はゆっくり休むことをおすすめします。

採取後、遠心分離機にかけて精子を分離させ、顕微鏡で精子の数や運動量を確認します。

同時に精液の成分などを確認し、異常がないかを確認します。

精液検査後の対応は?

精子の数や質に問題があった場合、問診や精密検査などを行い、男性不妊の原因を調べます。

そして、不妊治療を行うか、行わないかも含め、夫婦や病院の先生と今後の対応や治療法について話し合います。

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