お迎え棒とは?臨月にセックスすると出産日が早まるって本当?

1. お迎え棒とはどのようなもの?

お迎え棒とは、臨月のときに出産を早めるために行う、セックスのことです。

実際にお迎え棒によって、出産が早まるかに関しては、医学的な根拠はありません。

逆にお迎え棒をすることにより、子宮が傷つく、細菌感染のリスクが高まるおそれもあります。

臨月のときのセックスは、できれば控えめにして、体を安静にさせて万全の体調で出産に望むことをおすすめします。

出産間近になっても出産の兆候がない、予定日を過ぎている場合、まずは産婦人科で確認してもらいましょう。

2. お迎え棒が出産を早めるとウワサされた原因は?

いくつか諸説ありますが、以下があります。

子宮口を刺激して出産を促す

膣と子宮の間には、子宮口があり狭くなっています。

出産間近になると、この子宮口が開きはじめます。

お迎え棒によるセックスで、子宮口を広げることができる、というウワサがあります。

精液に陣痛促進剤と同じ成分が入っている

精液と陣痛促進剤には、プロスタグランジンと呼ばれる成分が含まれています。

プロスタグランジンの役割はいくつかありますが、子宮を収縮させる役割があります。

子宮を収縮させることで、赤ちゃんを子宮から子宮口、そして膣に送り出す効果が期待できます。

お迎え棒によるセックスで、精液に含まれるプロスタグランジンが陣痛促進剤と同じ効果が期待できるかは、はっきりとした根拠はありません。

予定日になっても出産の兆候がない場合には、医師と相談のうえ、必要に応じて陣痛促進剤を使うことをおすすめします。

お迎え棒に関わらず出産間近である

質問投稿サイトでは、お迎え棒によって陣痛そして出産したという体験談が投稿されています。

この投稿から、お迎え棒は出産を早めるというウワサが立ったと考えられます。

しかし、お迎え棒によるセックスに関係なく、出産間近であるのは間違いありません。

たまたま、お迎え棒と陣痛、出産が重なっただけ、ということもあるからです。

実際にどこまで、お迎え棒の効果があるかについては、臨床結果もないため、不明なのが事実です。

卵膜剥離の行為から

卵膜剥離は、「らんまくはくり」と読みます。

卵膜とは、赤ちゃんと羊水を包み込む、いわゆる羊膜のことです。

羊膜は卵膜を構成する、羊水と接する内側の膜で、ほかにも絨毛膜(じゅうもうまく)、脱落膜で構成されています。

卵膜剥離は、子宮に接している卵膜を医師が人工的にはがして、陣痛を促す効果が期待できます。

別名、内診グリグリと呼ばれることがあり、この行為と重ねあわせて、そこからお迎え棒が出産を早めると来たと考えられています。

3. 臨月時のセックスに関するこんな疑問

ここでは、臨月時のセックスに関する、よくある疑問について説明していきます。

臨月のときにセックスできるの?

臨月のときのセックスは、とくに禁止されていません。

ただし、母体にも大きな負担がかかるため、できれば控えめにすることをおすすめします。

臨月時のセックスで注意する点は?

できれば控えめにすることをおすすめしますが、以下の点に注意をしてください。

コンドームをつける

臨月のときに注意したいのは、細菌感染です。

赤ちゃんは、羊膜によって外からの細菌感染から守られています。

しかし、臨月のときにセックスを行いますと、膣や子宮口、そして子宮に雑菌が入り込んで繁殖するおそれがあります。

また、母体も赤ちゃんに栄養を送るため、免疫力が落ちています。

出産時に細菌感染やウイルス性の病気にかかると、赤ちゃんにも先天性の障害が高まるリスクがあります。

無理はしないようにする

セックス中に、お腹が張る、気分が悪くなったら中断するようにしましょう。

体を冷やさないようにする

冬場、そして裸でいる時間が長くなりますと、体を冷やしてしまい、体調を崩すおそれもあります。

可能であれば、部屋を暖めて、そして時間は短めにしてセックスするようにしましょう。

セックスの体勢や時間について

なるべく浅い挿入にして、時間を短くするようにしましょう。

激しいセックスを行いますと、羊膜が破れて破水などが起こり、赤ちゃんに悪い影響を与えるおそれがあります。

セックス中に出血した場合には?

臨月になると膣や子宮口が柔らかくなり、セックスの刺激で出血しやすくなります。

とくに過度な心配はしなくても問題ありません。

ただし、セックス後にも出血が続く、お腹が張ってつらいなど異変や体調不良が出たら、早めに産婦人科で確認してもらいましょう。

4. お迎え棒を使わずに出産する方法

出産日は、体の状態そして赤ちゃんの準備ができた時点で決まるものです。

基本的には、陣痛が来て出産するのを待ちます。

出産の兆候が見られずに焦って、お迎え棒によるセックスをすると、逆に流産や切迫早産、細菌感染のリスクが高まります。

また、出産に向けて体を冷やさないようにする、体調を万全にして安静にすることがたいせつです。

それでも思うように出産の兆候が見られない場合には、産婦人科の先生に相談を行いましょう。

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