男性不妊の原因とは?精子を活性化する生活習慣の改善ポイント3つ

1. 男性不妊は生活習慣を見直そう

最近は不妊治療に対する理解が進み、積極的に不妊治療をするカップルが増えてきました。

それに伴い、不妊の原因は女性だけでなく男性にもあることが分かってきました。

不妊のカップルのうり、約半数は男性にも原因があるという認識もだいぶ浸透しています。

男性不妊は、生活習慣を改善することで精子の状態も良くなると言われています。

そこで今回は男性不妊の原因や、男性不妊を改善する生活習慣を3つ紹介しましょう。

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2. 男性不妊の原因や種類は?

男性不妊は女性の不妊に比べると、原因が特定しやすいものです。

しかし、これといった治療法がない症状が多いのも大きな特徴です。

先天性と後天性

男性不妊は、先天性のものと後天性のものがあります。

先天性の男性不妊

先天性の男性不妊の原因は、遺伝的な要因や発育段階で受けた影響等で、性機能不全になるものをいいます。

性機能不全とは、性的欲求や性的興奮が減退したり、全くなくなる状態です。

射精がうまくできないケースもあります。

後天性の男性不妊

後天性の男性不妊の原因は、様々なものがあります。

  • ストレス
  • アルコール
  • 喫煙
  • 肥満・糖尿病
  • 病気や薬の影響
  • 病気などによる精巣の損傷
  • 精子がうまくつくられない

男性不妊の原因や種類は?

男性不妊の原因や種類はいくつかありますが、約90%が造精機能障害です。

造精機能障害とは?

様々な原因により、精子の数が少なかったり運動率が悪い状態です。

精液の中に精子が1匹もいないケースもあります。

造精機能障害は、以下のようなものがあります。

乏精子症

精子の数が基準値よりも少ない状態

精子無力症

精子の運動率が基準値よりも悪い状態

無精子症

精液の中に精子がほとんどいない、または1匹もいない状態

その他の男性不妊

先天性や後天性の原因により、さまざまな男性不妊になることがあります。

精巣静脈瘤
陰嚢内の温度が上がるなどが原因で、精巣の発育不全となり精子の形成に悪影響を与える

閉塞性無精子症
精子の通り道の一部がつまっているため、精子を運ぶことができずに精巣の中に精子がとどまったままの状態

膿精液症
前立腺や精嚢等の炎症が原因で、精液中に白血球が増えて精子の運動率を低下させてる状態

逆行性射精
精液が尿道に送られず、膀胱に逆行している状態

先天性精管欠損
生まれつき精子の通り道がなく、精子が精巣内に閉じ込められている状態

無精液症
精液がつくられない状態

勃起不全
性交時に十分な勃起ができない、維持できない状態

膣内射精障害

マスターベーションでは射精できるものの、膣内でうまく射精できない状態

3. 男性不妊の治療は?

男性不妊の治療においては、女性不妊のように薬を服用したり、注射をしたりするケースは多くありません。

薬を使用する症状は?

勃起不全

勃起不全にはPDE-5阻害薬という薬を服用することがあります。

逆行性射精

逆行性射精の場合、抗うつ剤を用いることがあります。

低ゴナドトロピン性性腺機能低下症

脳の視床下部や下垂体の機能不全が原因でおこる、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症に対して、ホルモン療法(hCG、FSH療法)をおこなうことがあります。

体外受精や顕微受精に進む場合も

あらゆる方法を試しても改善がみられない場合は、体外受精や顕微受精に進むことがあります。

勃起不全や膣内射精障害で、精子に異常がみられない場合は、人工授精に進むケースがほとんどです。

食事療法や漢方、生活習慣の改善

約90%の男性にみられる造精機能障害は、有効な治療方法がないのが現実です。

食事内容を見直したり、漢方薬やサプリを飲むことで改善されることがあります。

また、喫煙や飲酒、ストレスの軽減、十分な睡眠を取るなどの生活習慣を見直すことも大切です。

4. 精子を活性化する生活習慣3つ

精子の量を増やしたり、質の高い精子をつくるためには、生活習慣の見直しが大切です。

食事内容を見直す

精子は細胞なので、食べ物からできると言っても過言ではありません。

食事の内容により、精子の質も大幅に違ってくるのです。

たんぱく質をしっかり摂る

たんぱく質は全ての細胞の源です。

たんぱく質をしっかり摂ることは、良質な精子をつくり出す基本になります。

たんぱく質は、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の2種類があります。

動物性たんぱく質の方が吸収率が良いので、積極的に摂るようにしましょう。

ただし、動物性たんぱく質ばかり摂ると血液がドロドロになるため、植物性たんぱく質もしっかり摂りましょう。

動物性たんぱく質は、肉や魚、卵や乳製品に多く含まれ、植物性たんぱく質は納豆や豆腐などに多く含まれています。

ビタミンEとCを摂る

ビタミンEとCは、別名「妊娠ビタミン」とも呼ばれています。

細胞の老化の進行を遅らせる「抗酸化作用」が高い栄養素です。

これらの栄養素をしっかり摂ることで、精子の量が増えたり運動率がアップする効果が期待できます。

これらの栄養素を含む食材は以下のようなものがあります。

ビタミンE

さば・かにの水煮缶、あゆ、はまち、いくら、たらこ、アボカド、かぼちゃ、モロヘイヤ、赤ピーマン、ほうれん草、キウイ、豆乳、アーモンド

ビタミンC

赤パプリカ、黄パプリカ、カリフラワー、モロヘイヤ、バナナ、キウイ、グレープフルーツ、イチゴ

亜鉛は精子の質を高める

亜鉛は「セックスミネラル」とも呼ばれている栄養素です。

亜鉛は、精子の鞭毛(べんもう)、つまり精子のしっぽの部分を形成するはたらきがあります。

亜鉛を積極的に摂ることで、精子の鞭毛形成を促し、精子の運動率をアップさせることができるのです。

亜鉛は、牛肉、牡蠣、うなぎ、サバ、鮭、煮干し、するめ、チーズ、アーモンドなどに多く含まれています。

サプリで補うのも一つの方法です。

血糖値の急上昇に注意

空腹時に糖質を摂り過ぎると、血糖値が急上昇します。

糖質は甘いものだけではありません。

白米やパン、麺類などの炭水化物にもたくさん含まれています。

血糖値が急上昇すると、それを抑えようとインスリンというホルモンが大量に分泌されます。

この状態が長く続くと、インスリンのバランスが狂い、その他のホルモンにも影響が出る可能性があります。

妊娠にも影響することがあるため、副菜や主菜を先に食べるなどして、血糖値の急上昇を抑えるようにしましょう。

活性酸素には要注意

活性酸素が増えると、細胞の老化が早まり、精子の質や量に悪影響を及ぼす可能性があります。

活性酸素とは?

活性酸素とは酸化させる力のことで、人間が生きていく中で必要なものです。

活性酸素は、細菌を殺したり酵素のはたらきを促進させるはたらきがあります。

しかし、活性酸素は強力なため、増えすぎると細胞にダメージを与える可能性があります。

精子も細胞の一つなので、活性酸素が増えることで量や質に影響を与えることがあります。

活性酸素が増える原因は?

活性酸素が増える原因は以下の通りです。

  • 激しい運動
  • 強いストレス
  • 紫外線
  • 喫煙
  • 食生活の乱れ

活性酸素を増やさない生活を

活性酸素は、普通に生活していてもじゅうぶんに足りています。

活性酸素が増える原因をできるだけ排除した生活を心がけましょう。

男性器の圧迫やあたため過ぎに注意

精子は熱に弱い

男性不妊の原因にもあったように、精巣をあたためすぎると精子の質が悪くなったり、精子の量が減少するというデータがあります。

長時間の入浴やサウナなどは避けましょう。

また、ノートパソコンを膝の上に乗せて仕事をするなどの行為は避けた方がいいでしょう。

陰嚢を圧迫しない

陰嚢を圧迫すると、温度が上がったり血流が悪くなることで、精子の質が低下するというデータがあります。

自転車やバイクに長時間乗ったり、ブリーフをはくのは避けましょう。

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