男性不妊を改善する食事まとめ!精子の活性に必要な栄養とは?

1. 男性不妊は増加傾向にある

最近はメディアや書籍などにより、不妊治療に対する理解が一段と浸透してきました。

「不妊治療助成金」などの制度の導入により、国や自治体も積極的に不妊治療の助成をする動きが目立ちます。

ひと昔前までは、子供ができないのは女性の責任という考えが根強いものでした。

しかし、現在では約半数は男性にも原因があるという考えが浸透しつつあります。

男性不妊と分かると、かなりショックを受ける人も少なくありません。

そこで今回は、精子の質をあげる食事内容についてまとめました。

精液の状態は栄養素で変わる!!精子に必要な栄養が全て入っている男性用妊活サプリメントとは?

2. 男性不妊の種類は?

男性不妊の種類は、どのようなものがあるのでしょうか?

男性不妊は治療がしやすい

男性不妊は女性不妊に比べると、原因が特定しやすく治療もしやすい傾向があります。

女性は妊娠するため、子宮や卵巣、卵管など原因が多岐にわたります。

一方、男性は精子をつくり出す機能に問題があるケースがほとんどです。

男性不妊に多い造精機能障害

男性不妊の約90%は、造精機能障害だと言われています。

造精機能障害とは、精子をつくり出す機能に問題があり、精子がうまくつくれない状態をいいます。

造精機能障害は、症状によっていくつか種類があります。

無精子症

精液の中に、精子が1匹もいない状態です。

造精機能障害の中でも、もっとも重い症状です。

精巣や精巣上体に精子が存在していれば、それを取り出し顕微受精にて妊娠が可能です。

乏精子症

精液の中に存在する精子が、基準値より少ない、または非常に少ない状態をいいます。

数が極端に少ない場合は、体外受精や顕微受精をする場合があります。

精子の数が少なくても、運動率に問題がなければ自然妊娠することも可能です。

精子無力症

精液の中に一定量の精子は存在するものの、運動率が悪い状態をいいます。

タイミング法や人工授精で妊娠しない場合は、体外受精や顕微受精をするケースもあります。

その他の男性不妊

閉塞性無精子症

精子の通り道が炎症などによって塞がってしまい、精液の中に精子がいない状態です。

精索静脈瘤

精巣の温度が上がるなどが原因で精巣が発育不良になってしまい、状態の良い精子が作られない状態です。

勃起不全

勃起がうまくできない状態です。

膣内射精障害

膣内で射精ができない状態です。

先天性によるもの

先天性の異常などが原因で、精子がうまくつくられない、または精巣などにたまった状態などの症状がみられます。

3. 男性不妊の治療は?

男性不妊の治療は、症状によって違いがあります。

しかし、女性不妊のように薬を服用したり、注射をしたりするケースは多くはありません。

薬を使用する場合は?

男性不妊に薬が処方される症状は限られています。

勃起不全

勃起不全にはPDE-5阻害薬という薬を服用することがあります。

逆行性射精

射精時、精液が膀胱に逆流する逆行性射精の症例に対しては、抗うつ剤を用いることがあります。

低ゴナドトロピン性性腺機能低下症

脳の視床下部あるいは下垂体の機能不全が原因でおこる、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症に対しては、内分泌療法(hCG、FSH療法)をおこなうことがあります。

食事療法や漢方が効果的なことも

約90%の男性にみられる造精機能障害は、これといった治療方法がありません。

食事の内容を見直したり、漢方薬やサプリを飲むことで改善されることがあります。

また、喫煙や飲酒などの生活習慣を見直すことも大切です。

体外受精や顕微受精に進む場合も

あらゆる方法を試しても改善がみられない場合は、一気に体外受精や顕微受精に進むことがあります。

勃起不全や膣内射精障害で、精子に異常がみられない場合は、人工授精をためすケースが多いでしょう。

4. 精子によい食事とは?

乏精子症や精子無力症などの造精機能障害において、食事療法が効果的というデータがあります。

精子によい食事を積極的に摂ることで、精子の量が増えたり、質の良い精子がつくられやすくなるのです。

精子に悪影響を及ぼす食事内容は?

まずは、質の悪い精子がつくられやすい食事の仕方や内容についてみていきましょう。

  • 昼食は、うどんやそばなどの単品ですませる
  • カップラーメンやレトルト食品をよく食べる
  • 残業で遅くなり、深夜に食事をとる
  • 付き合いなどで、週3回以上お酒を飲む
  • お酒のつまみは、揚げ物が多い
  • 飲んだ後、ラーメンを必ず食べる
  • 濃い味付けが好き

脂質や炭水化物が多く、野菜が少なく塩分が多い食事内容です。

当てはまる項目が2つ以上ある場合、栄養が不足している可能性があります。

しかし、これらは現代人の典型的な食生活なのです。

男性不妊に悩む人の多くが、栄養が足りていないと言えるでしょう。

たんぱく質は精子の源

たんぱく質は、人間のからだを作る材料になります。

皮膚や筋肉、内臓や骨、細胞のひとつひとつにいたるまで、たんぱく質がないとじゅうぶんに作られないのです。

動物性たんぱく質を食べる

たんぱく質は大きく分けて2種類あります。

  • 動物性たんぱく質...肉や魚、卵など
  • 植物性たんぱく質...豆腐や納豆など

動物性たんぱく質の方が吸収が良いので、意識して摂るようにしましょう。

ただし、動物性たんぱく質ばかり摂っていると血液がドロドロになってしまうおそれがあります。

植物性たんぱく質や、たんぱく質の吸収に欠かせないビタミン類も積極的に摂るようにしましょう。

たんぱく質はコンスタントに摂る

たんぱく質はまとめて摂ることができません。

例えば、「昨日は焼き肉に行ったから、今日は少なめでいい」ということにはならないのです。

1日3食、しっかりとたんぱく質を補給することが大切です。

糖質の摂り過ぎに気を付ける

先ほどの食事内容で気づいた人もいるかも知れませんが、現代人は糖質を摂り過ぎています。

糖質とは?

糖質と聞くと甘いものを連想しがちですが、それだけではありません。

白米やパン、麺類などの炭水化物にも多く含まれています。

糖質を摂り過ぎると、中性脂肪となって太る原因になります。

太り過ぎると、質の良い精子をつくるのを阻害してしまう可能性があります。

血糖値の急上昇に注意

空腹時に糖質を摂ったり、糖質を摂り過ぎると、血糖値が急上昇してしまいます。

血糖値が上がると、元に戻そうとインスリンというホルモンを分泌します。

この状態が長く続くと、インスリンの分泌が正常にはたらかなくなり、ホルモンバランスが乱れる原因になります。

ホルモンバランスが乱れることで、妊娠に関するホルモンに悪影響を及ぼす可能性があります。

野菜や主菜から食べて血糖値の上昇を抑えたり、糖質そのものを少なめに摂るよう意識しましょう。

亜鉛は精子にとって大切

亜鉛は、ミネラルのひとつで細胞を元気にするはたらきがあります。

最近の研究によって、精子の鞭毛(べんもう)の部分の形成に欠かせない栄養素であることが分かってきたのです。

鞭毛とは、精子のしっぽの部分です。

つまり、亜鉛を多く摂ることで、精子の運動率を高める効果が期待できるのです。

亜鉛を多く含む食材は?

亜鉛は、肉や魚、チーズやナッツなどのたんぱく質に多く含まれています。

特に牛肉やレバー、牡蠣などに豊富に含まれています。

アルコールの摂り過ぎに注意

アルコールを分解する時に、亜鉛が多く使われます。

つまり、アルコールを摂り過ぎると亜鉛が不足しがちになるのです。

お酒を飲んだ次の日に、目が見えにくかったり、目の乾燥がひどい場合は亜鉛が足りていない証拠です。

ビタミンEとCをしっかり食べる

ビタミンEとCは、抗酸化作用が高い栄養素です。

抗酸化作用とは、からだの酸化するのを抑えるはたらきのことです。

からだが酸化すると細胞の老化が早くなってしまいます。

精子の質や量にも影響する可能性がありますので、ビタミンEとCを積極的に摂るようにしましょう。

ビタミンEとCを多く含む食材は、以下の通りです。

ビタミンEが多く含まれる食べ物

  • さば
  • かにの水煮缶
  • あゆ
  • アボカド
  • かぼちゃ
  • モロヘイヤ
  • 赤パプリカ
  • ほうれん草
  • キウイ
  • 豆乳
  • アーモンド

ビタミンCが多く含まれる食べ物

  • 赤パプリカ
  • 黄パプリカ
  • カリフラワー
  • モロヘイヤ
  • バナナ
  • キウイ
  • グレープフルーツ
  • いちご

精液の状態は栄養素で変わる!!精子に必要な栄養が全て入っている男性用妊活サプリメントとは?

男性不妊専門の病院を
探す・口コミを見る