妊婦の手足口病はどうすればいい?胎児への影響は?

1. 手足口病による胎児への影響はない

手足口病にかかった妊婦さんがもっとも気になるのは、お腹の中の赤ちゃんへの影響だと思います。

感染により胎児への影響が出たという広範囲の調査結果は、世の中に存在していません。

手足口病の赤ちゃんへの直接的な影響について心配する必要はありません。

病気について理解を深め、安心して手足口病からの回復を目指しましょう。

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胎児への影響を心配する必要はなし

2. 手足口病は妊婦さんの方が感染しやすい?

手足口病は、感染率0.6%と低い確率ですが、大人にも感染することがわかっています。

さらに免疫力が低下している妊婦さんの方が、一般的な大人よりも感染しやすいです。

特に、保育園や幼稚園に通うお子さまをお持ちの妊婦さんは、より感染しやすいと言えるでしょう。

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小さなお子さまを持つ妊婦さんは感染注意!

3. 子どもを看病するときは要注意!

手足口病にかからないためには、ウイルスに感染しないことです。

お子さまがいる妊婦さんが感染した子どもを看病するときは、次のことを徹底してください。

  • 手洗い・うがいはこまめにする
  • オムツを替えたらしっかり密封して捨てると同時に、最後に手をよく洗う。
  • 同じ食器やタオルを使わない
  • 窓を開けてこまめに換気する
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予防のためには手洗いを徹底!

4. 大人が手足口病に感染した時の症状は?

子どもよりも大人の方が症状が重篤であることが多いです。

大人が手足口病を患うと、次のような症状が現れます。

1. 風邪症状が出る

以下のように風邪と似た症状がでます。

  • くしゃみや咳
  • 鼻水が出る
  • 熱が出る
  • 寒気がする
  • 筋肉痛や関節痛が起こる
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風邪に似た症状が出ます。

2. 高熱(40度近く)がでることもある

子供の場合は、38度程度で止まることが多いのですが、大人の場合は40度近くの高熱が出る場合もあります。

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大人の場合は高熱が出ることも!

3. 発疹に痛みやかゆみを伴う

子供とは異なり、手や足、口に出た発疹に強い痛みを感じるのも、大人が手足口病にかかった場合の特徴といえます。

手足口病の発疹が足の裏に出ると歩くのも大変ですし、手の平に出ると物を触るのも痛くて日常生活に支障が出ます。

口内炎が複数できてしまい、その期間はものを食べることができなかったという方もいます。

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口内炎ができることもしばしば!

4. 指先にしびれ

熱が下がってくると同時に、手足の先にピリピリとしたしびれが残ることがあるようです。

大人で手足口病にかかった人が同じように訴えることが多いため、発疹が出る前兆だと考えられます。

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指先にかゆみやしびれ!

5. 手足口病の治療と妊婦さんが気をつけるべきこと

病院では妊娠中であることを必ず伝えよう

手足口病は、母体と胎児への直接的な影響を心配する必要はありませんが、薬の胎児への影響は気をつけなければなりません。

手足口病はそのものへの特効薬はなく、特別な治療方法も存在していません。

ただ、大人の場合は子どもよりも高熱が出て症状も重いため、解熱鎮痛薬を処方することもあります。

その場合は、妊婦であることを伝えてお薬の影響を確認しましょう。

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妊娠中であることを必ず伝えよう

合併症の可能性がある時は必ず病院へ

基本的には軽い症状の病気ですから、経過観察を含め、症状に応じた治療を行うこととなります。

ただし、まれに無菌性髄膜炎(ウイルス性髄膜炎)や脳炎など中枢神経系の合併症などが起こる場合がありますので、以下の症状がある場合には直ちに医療機関を受診しましょう。

  • 高熱が出る
  • 発熱が2日以上続く
  • 嘔吐する
  • 頭を痛がる
  • 視線が合わない
  • 呼びかけに答えない
  • 呼吸が速くて息苦しそう
  • 水分が取れずにおしっこがでない
  • ぐったりとしている
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参考:病院で処方される薬