乏精子症とは?子どもはできる?原因・症状・治療法

1. 乏精子症はこんな病気

「ぼうせいししょう」と読みます。

何らかの理由や原因により、精液の中の精子の数が少ない症状です。

乏精子症の症状により、治療方法が変わります。

子どもはできるの?

乏精子症でも適切な治療を受けることで、子どもを作ることができます。

まずは専門医で検査を行い、症状に合わせた対応や治療が必要となります。

症状に合わせて、人工授精や体外受精、顕微授精を行います。

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2. 乏精子症の原因

乏精子症になる原因はさまざまあり、以下が考えられています。

造精機能障害

精巣内で精子を作る機能が低下している場合です。

なぜ機能が低下するのかについては多くの場合、原因がわかっていません。

喫煙や飲酒

喫煙や飲酒を日常的に行っていますと、精子の質が悪くなります。

食生活

肉や乳製品を日常的に多く食べている場合、精子の質が悪くなります。

野菜や果物などの抗酸化物質を多く食べますと、精子の質がよくなるという研究報告があります。

ストレス

ストレスが多くかかると、精液中に活性酸素の量が増えます。

活性酸素は体内をサビさせる原因となります。

細胞を傷つけ、同時に精子にも影響が出ます。

病気

おたふくかぜにかかり、精巣に感染すると、精子の量が減ってしまいます。

また、高熱が出て精巣に炎症が出たことがきっかけで、精子の量が減ることもあります。

ホルモンや染色体の異常

血液中にあるテストステロンと呼ばれる、男性ホルモンなどが少ない場合です。

また、染色体の異常によるクラインフェルター症候群が原因で、体が女性化している場合です。

3. 乏精子症の症状

精子の数により症状の重さを3つにわけています。

自然妊娠しやすい精子の数は、1mlあたり4,000万個以上とされています。

1. 軽度の乏精子症

精子の数が1mlあたり1,000万個以上の場合です。

おもに人工授精による方法で妊娠を行います。

2. 中度の乏精子症

精子の数が1mlあたり1,000万個未満〜100万個以上の場合です。

おもに体外受精による方法で妊娠を行います。

3. 重度の乏精子症

精子の数が1mlあたり100万個未満の場合です。

おもに顕微授精による方法で妊娠を行います。

4. 乏精子症の診断

おもな診断方法は下記になります。

問診や視診

日常生活や食生活、その他病歴などを確認します。

実際に睾丸の大きさなどを確認して、異常がないかを調べます。

精液検査

精液の中にある精子の数や運動量を確認します。

精子の数は、そのときの体調にもよるため、複数回検査を行います。

精子の数が1mlあたり2,000万個以下の場合、乏精子症と診断します。

血液検査

血液中にあるホルモンの量を確認します。

超音波検査

精子が流れる精管が狭い、詰まっているなどの症状がないかを確認します。

5. 乏精子症の治療法

乏精子症の症状の状態やタイプにあわせて治療法が異なります。

ビタミン剤や漢方薬

ビタミン剤を摂取することで、精子の数や質に変化が見られるかを確認します。

Lカルニチン製剤やコエンザイムQ10などが用いられます。

漢方薬は八味地黄丸、補中益湯などを用います。

改善まで3ヶ月ほど時間がかかります。

ホルモン療法

先に書いた方法で乏精子症の改善が見られない場合に行います。

クロミフェン製剤などが処方されます。

また、ホルモンに異常がある場合、ホルモンを増やす注射を行います。

体質の改善

大きなストレスは活性酸素を増やし、精子にも影響が出ます。

また、喫煙や飲酒、食生活や運動不足も大きく影響します。

先に書いた方法と併用しながら、体質の改善を行い、乏精子症が改善されるかを確認します。

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