子宮内膜ポリープとは?妊娠への影響は?原因・症状・治療法は?

1. 子宮内膜ポリープはほとんどが良性

妊娠や婦人科健診のときに、「子宮内膜にポリープがある」と言われたことがある人もいるでしょう。

子宮内膜ポリープとは、子宮内膜にできるキノコのような腫瘍のことです。

ポリープはまず良性のものばかりですが、ごくまれに悪性のものもあります。

また、受精卵の着床をさまたげるなど、不妊の原因になる可能性もあります。

今回は、子宮内膜ポリープの原因や症状、治療法などについてまとめました。

2. 子宮内膜ポリープとは?

ポリープは、子宮内膜にかぎらず、子宮頸管や胃・腸・胆のうなどの粘膜の表面にできるものです。

ポリープができる原因はそれぞれの場所によって違いますが、形状はどれも似ています。

子宮内膜ポリープとはどんなもの?

子宮内膜ポリープは、子宮内膜の粘膜の表面にできます。

子宮内膜の内側に向かって、キノコのように突き出た腫瘍のことです。

ポリープの大きさはバラバラで、10cm近くもする大きなものもあれば、数mm程度の小さなものもあります。

どのような過程でみつかる?

子宮内膜ポリープがあっても、症状がないことがほとんどです。

このため、検診などで超音波検査やMRI検査などを行ったときに、たまたま見つかる場合が多いでしょう。

ほとんどのポリープが良性

子宮内膜ポリープの995は良性なので、必要以上に不安になることはありません。

しかし、ごくまれに悪性の子宮内膜ポリープが見つかることもあります。

子宮内膜ポリープができる人はどれくらい?

先程も述べたように、子宮内膜ポリープは自覚症状がほとんどありません。

このため、子宮内膜ポリープができる割合ははっきりと分かっていません。

10人に1人というデータもあれば、1000人に1人というデータもあります。

したがって、子宮内膜ポリープの割合はあまり参考になりません。

3. 子宮内膜ポリープの原因や症状は?

子宮内膜ポリープの原因ははっきりと分かっていません。

また、症状に関してはほとんどの場合が無症状です。

子宮内膜ポリープの原因は?

はっきりとした原因はまだ解明されていません。

しかし、初潮がまだの女児にはみられないことから、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」が関係していると考えられています。

エストロゲンの分泌が多いとできやすい

エストロゲンの分泌量は、血液検査で簡単に調べることができます。

エストロゲンの分泌量が多い場合、子宮内膜の増殖が多くなります。

これにより、ポリープが形成されやすくなると考えられています。

まだ解明されていない部分も多い

エストロゲンの分泌量は40~50歳代で減少していきます。

一方、子宮内膜ポリープにかかりやすい年齢は40~50歳代です。

このため、他にもさまざまな要因が関係しているとも考えられています。

子宮内膜ポリープの症状は?

先程も述べたように、子宮内膜ポリープの症状はほとんどが無症状です。

超音波検査でしか判明しない

子宮内膜ポリープは、自覚症状がなくお腹に触れても分かりません。

このため、超音波検査でしか判明しません。

妊娠時の健診や、婦人科健診のさいに偶然発見されることがほとんどです。

腹腔鏡手術のときに発見されることも

別の病気で腹腔鏡手術を受けたとき、偶然発見されるケースもあります。

症状がある場合も

中には月経量が多くなったり、不正出血や貧血が起こる場合もあります。

また、子宮内膜ポリープがあると、受精卵の着床の邪魔になって不妊の原因になりやすい場合があります。

子宮内膜ポリープが原因で受精卵が着床しにくい場合を「着床障害」とも呼びます。

4. 子宮内膜ポリープの治療は?

子宮内膜ポリープの治療は、基本的に手術になります。

ただし、とても簡単な手術で外来でも可能です。

あわてて手術する必要がないことも

自覚症状がなければ、あわてて治療をする必要はありません。

また、子宮内膜ポリープは基本的に良性なので、ガン化する心配もほとんどありません。

ただし、悪性かどうか不安な場合や、悪性との鑑別が必要な場合には早めに手術で摘出します。

また、月経過多などの症状がある場合や、不妊の原因である可能性がある場合にも手術を行います。

薬物療法はしない

子宮内膜ポリープは薬物療法では治療できないと考えられています。

エストロゲンの分泌量を減らすと、卵巣や子宮の機能が低下する可能性があります。

また、子宮筋腫のようにポリープが小さくなることはあまりありません。

このため、子宮内膜ポリープの治療は手術をおこないます。

手術による治療

手術方法は、「子宮鏡」という子宮用の細い内視鏡を膣から入れ、専用の器具で根元を挟み、引っ張って取るという簡単なものです。

電気メスを使って切除する方法もあります。

局所麻酔または全身麻酔で行われますが、麻酔のリスクを避けるため、ほとんどの場合は局所麻酔をします。

処置用の鉗子を装備できる細い子宮鏡がある病院では、外来で処置をすることが可能です。

しかし、たいていの場合入院して処置を行います。

入院しても短期間ですみます。

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