母乳が出る桶谷式マッサージとは?評判は?どんなことをするの?

1. 母乳育児のメリットとは?

母乳育児のメリット

母乳育児は、赤ちゃんにもママにもメリットがあります。

赤ちゃんのメリット

赤ちゃん側のメリットとして、以下のことがあげられます。

  • ママと密着できるので、安心感を得やすい
  • 母乳を通して、生きた免疫細胞がもらえる
  • アレルギー予防に役立つ
  • あごの発達を促す
  • 乳幼児突然死症候群も予防できる

ママのメリット

ママ側のメリットとして、以下のことがあげられます。

  • 子宮収縮を促進するので、産後の回復が早まる
  • 赤ちゃんとの間で、愛着形成が進む
  • ミルク代が不要
  • マタニティーブルーを軽減する効果がある
  • 乳がんや卵巣がん、子宮がんの予防につながる
  • 産後のダイエットにも効果的
  • ミルクをつくる手間がかからない

授乳中のママ必見!母乳が出なくて悩むママをサポートするサプリとは?

2. 桶谷式マッサージとは?

母乳マッサージの一種

桶谷式マッサージとは、すでに亡くなられている、助産師の桶谷そとみさんによって考案されました。

乳房の基底部と呼ばれる、乳腺の奥と大胸筋との境いめの部分の伸縮を良くして、母乳をスムーズに出すという、独自の母乳マッサージ方法です。

他の母乳マッサージと手法が異なり、痛くないといわれています。

3. 桶谷式マッサージの特徴とは?

母子一体性理論に基づく

桶谷式マッサージは、母乳を与えるママとそれを飲む赤ちゃんの両方が、よい影響を与え合うことを目指す「母子一体性理論」に基づいています。

そのため、授乳指導や搾乳指導、断乳指導、食事指導、育児指導と、母乳ケアをトータルで行っていきます。

母乳の質をあげる、乳房が張ったときなど、母乳育児で起こるさまざまな事態に、対処できるマッサージ方法といえます。

食事は純和食が基本

桶谷式マッサージの食事指導では、日本古来からある純和食を奨励しています。

そのため、白米に魚、野菜の煮物、わかめと豆腐の味噌汁など、炭水化物とたんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂れるメニューが基本となります。

そして、肉や揚げ物、カレー、ラーメンといった脂っこい料理や、お菓子、果物、清涼飲料水、乳製品、餅、赤飯、アルコール、タバコなどの摂取は禁じられます。

4. 桶谷式マッサージの方法は?

桶谷式治療手技とは

桶谷式マッサージを行う前には、お湯にひたして絞ったタオルなどを乳房にのせ、温めます。

それから、乳房の基底部の伸縮をよくするために、独自のマッサージを行います。

すると、ガチガチに張っていた乳房が、ふわふわになるそうです。

桶谷式の母乳の与え方

桶谷式マッサージでは、母乳の与え方も指導してくれます。

授乳は3時間以内

母乳の出をよくするためには、赤ちゃんの乳首をくわえてもらい、刺激を受けることが大事です。

また母乳は、頻繁に与えないと質が落ちてしまいます。

そのため桶谷式マッサージでは、卒乳するまでは3時間以内の授乳をするように指導します。

これは、昼夜関係ありません。

桶谷式マッサージでは、1日に何度でも、授乳間隔を決めずに母乳を与えるように提唱しています。

授乳前に両方のおっぱいを絞る

授乳前に、左右のおっぱいともに10滴ほど、おっぱいを絞って捨てます。

こうすることで、乳頭が柔らかくなり、赤ちゃんがおっぱいを飲みやすくなります。

授乳は左右交互に行う

桶谷式マッサージでは、左右のおっぱいを、5分ずつ交互に飲ませます。

その際、母乳が出にくい方のおっぱいから飲ませるのがポイントです。

飲ませやすい方のおっぱいばかり吸わせていると、もう片方を飲まなくなるからです。

おっぱいを換えるときには、赤ちゃんの歯茎の間に、ママの人差し指を入れて外します。

おっぱいを飲ませるときにも、飲まない部分がないように、横抱きや縦抱き、フットボール抱きなど、抱き方も工夫しましょう。

5. 桶谷式マッサージの効果は?

母乳の出も質もよくなる

桶谷式マッサージを受けることで、さまざまな効果が期待できます。

  • 母乳が出やすくなる
  • 母乳の質があがる
  • 変形している乳頭が矯正される
  • 乳腺炎の予防と治療につながる
  • 断乳時期には、母乳を抑制できる

6. 桶谷式母乳育児相談室とは?

専門家の手技を受けられる

桶谷式マッサージは、助産師の資格を持ち、所定の研修を受けた専門家しか、行うことができません。

産院や助産院のほかに、桶谷式マッサージを受けられるのが、桶谷式母乳育児相談室です。

桶谷式母乳育児相談室では、母乳マッサージだけでなく、授乳や搾乳、食事指導、育児相談など、ママ一人ひとりの状態に合わせて、きめ細かな指導を行います。

所要時間は1~2時間

桶谷式母乳育児相談室は予約制で、赤ちゃん連れで、マッサージや指導を受けることができます。

1回に必要な時間は、1~2時間程度です。

費用は場所により異なる

桶谷式母乳育児相談室にママが通う場合は、初診料が5,000円~、再診料が3,000円~というのが一般的です。

桶谷式母乳育児相談室によっては往診をしてくれますが、その場合の費用は7,000円~というのが、目安とされています。

7. 母乳を出やすくするためのホームケア方法は?

桶谷式マッサージと並行して行おう

より、母乳を出しやすくするため、自宅でもおっぱいのケアを実践しましょう。

乳頭のつまりを解消する

マッサージする側の手で、乳房を支えます。

反対側の手の親指と人差し指、中指とそれらの腹を使って、乳輪から乳頭をつまんでいきます。

乳輪の外側から内側に向けて、いろいろな方法から圧力をかけます。

この一連の動きを、1分間くり返すと、乳頭のつまりを解消できます。

乳頭をやわらかくする

親指と人差し指、中指を使って、乳輪と乳頭をつまみます。

そして、いろいろな方向に乳頭を引っ張ります。

乳頭を引っ張った状態のまま、左右にも回します。

この一連の動きを、1分間くり返すと、乳頭がやわらかくなります。

血行をよくする

マッサージする乳房と反対の手で、おっぱいを包み込みます。

次に、マッサージする乳房と同じ法の手で、おっぱいを外側から内側へと、3回押します。

そして、マッサージする乳房と反対の手で軽くおっぱいを持ち上げます。

マッサージする乳房と同じ方の手で、上におっぱいを持ち上げるように、3回押します。

これで、乳房の血行がよくなります。

ストレッチを行う

血行をよくするためには、肩甲骨周辺のストレッチも効果的です。

膝が高めになるように、あぐらをかきます。

そのまま、両手をあげ、わきを伸ばします。

肩と肩甲骨を、大きく回します。

肩甲骨同士をくっつけるイメージで、後ろに手を伸ばします。

授乳中のママ必見!母乳が出なくて悩むママをサポートするサプリとは?

近所の産婦人科の病院を
口コミを見る・書く

8. 先輩ママの「桶谷式マッサージ体験談」

男の子2人のママ(26歳)より

上の子どもは4歳で、人工栄養で育てました。

今年の5月に下の子どもを出産して以来、思いもしない母乳が出るようになり、現在も母乳で育てています。

ところが先日、子どもが風邪をひいてから、母乳を飲まなくなり、私は乳腺炎にかかりました。

高熱に頭痛、指で触ることもできないほどの痛みと、本当に大変でした。

そんなときに、知人の紹介で桶谷式マッサージを受ける機会を得たのです。

どんなに痛いだろう、辛抱できるかしらと不安でしたが、全然痛さを感じず、ラクラクと母乳を絞ってもらい、本当に不思議でした。

桶谷式マッサージを受けて、それまでの自分のやり方が間違っていることに気づきました。

マッサージに通い出してから、日に日に乳房の状態がよくなっています。

引用元:乳腺炎にかかり、初めて母乳育児の大切さを知った私の体験