後期つわりってなに?妊娠後期にまた気持ち悪くなるの?原因は?

1. 妊娠後期になるとあらわれる「後期つわり」

つわりがおさまり、安定期に入ると食事がおいしく感じられるものです。

しかし、妊娠後期に入ると急につわりのような症状があらわれることがあります。

胃もたれや胸焼けなどの不快症状を感じたり、中には吐き気や嘔吐などの症状がみられることがあります。

せっかくつわりがおさまったのに、またつわりのような症状でると大変辛いものです。

今回は、妊娠後期にあらわれることがる「後期つわり」についてまとめました。

2. そもそもつわりとは?原因は?

つわりとは、主に妊娠初期にあらわれる症状です。

つわりがあらわれる時期は?

つわりは、主に妊娠5~16週頃の妊娠初期ににあらわれる症状です。

人によっては妊娠中期まで続いたり、出産まで続く場合もあります。

つわりの期間は、個人差が大きいものです。

つわりはさまざまな症状がある

妊娠初期のつわりは、吐き気だけではなくさまざまな症状があります。

  • 吐きづわり...吐き気を感じたり、嘔吐してしまう
  • 食べづわり...空腹時に気持ちが悪くなる
  • においづわり...においに敏感になる
  • よだれづわり...よだれが異常に多くなる
  • 眠りづわり...常に眠気がある

このほかにも、頭痛や倦怠感などの症状があらわれることもあります。

つわりの原因は?

妊娠初期のつわりは、はっきりとした原因は分かっていません。

ただし、さまざまな説があます。

プロゲステロンによるもの

妊娠すると、妊娠を持続させるはたらきのある「プロゲステロン」の分泌量が増えます。

プロゲステロンが多く分泌されると、吐き気を感じたり、眠気が強くなることがあります。

プロゲステロンの分泌が、つわりを引き起こしているという説です。

ホルモンの分泌によるもの

妊娠すると、さまざまなホルモンが分泌されるようになります。

  • エストロゲン
  • プロゲステロン
  • プロラクチン
  • リラキシン
  • hcg

これらのホルモンは急激に分泌され始めます。

このため、からだが急な変化に耐えられず、ホルモンバランスに関係する自律神経に影響を与えます。

自律神経が乱れることにより、吐き気や眠気、頭痛や倦怠感などの症状があらわれると考えられています。

胎児を「異物」と認識する

母体にとって、胎児はそれまでなかった「異物」です。

つわりは、異物によるアレルギー反応という説もあります。

3. 妊娠後期にあらわれる「後期つわり」の原因は?

妊娠初期のつわりは原因がよく分かっていませんが、後期つわりの原因ははっきりしています。

子宮が大きくなることが原因

胃もたれや胃痛、吐き気の原因は?

妊娠後期になると、胎児の成長に伴って子宮もどんどん大きくなります。

大きくなった子宮は胃を押し上げるため、胃もたれや胃痛、吐き気を引き起こす原因になります。

胸焼けの原因は?

大きくなった子宮は、徐々に胃を持ち上げます。

すると、胃液が食道に逆流しやすくなります。

胃液は強い酸性なので、食道の粘膜が荒れてしまうことで胸焼けが起こることがあります。

動機や息切れも後期つわりの症状

後期つわりは、胃もたれや吐き気、胸焼けだけでなく、動機や息切れの症状もさす場合があります。

妊娠後期にあらわれやすい動機や息切れは、大きくなった子宮が心臓を圧迫することで起こります。

後期つわりはいつまで起こる?

後期つわりが終わる時期には個人差がありますが、出産にそなえて胎児が下に降りてくる妊娠37週頃になると楽になる人が多いです。

この時期になると、胎児は骨盤に頭をおさめて出産のときを待ちます。

これにより、胃や心臓への圧迫がなくなり、後期つわりの症状がおさまってきます。

ただし、出産するまで後期つわりが続く人もいます。

4. 後期つわりの対処法は?

後期つわりの症状をやわらげるには、食生活の見直しが効果的です。

毎日の食事の摂り方に気をつけることで、胃もたれや胸焼けなどの不快症状を軽減することができます。

消化のいいものを食べる

胃もたれがひどいときは、うどんやおかゆなど消化がよくのどごしがよいものを食べるようにしましょう。

プリンやゼリー、果物などもおススメです。

胃が少し荒れているため、揚げ物や脂っこいものなど胃腸の負担になる食べ物は避けましょう。

キムチたとても辛いカレーなど、刺激物も避けたほうがよいでしょう。

たんぱく質を摂るときは、白身魚や豆腐、納豆などが消化がよくおススメです。

野菜は生の状態ではなく、火を通すことで消化がよくなります。

空腹になるのを避ける

空腹になると胃酸がたくさん出るため、胃もたれや胸焼けを起こしやすくなります。

一度にたくさん食べることが難しいため、少しの量をちょこちょこ食べるようにしましょう。

おにぎりやサンドイッチなどの炭水化物は、多く摂りすぎると妊娠糖尿病のリスクが上がります。

ナッツや小魚、作り置きしておいたおかずや野菜類などを意識して食べるようにしましょう。

よく噛んで食べると満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐことができます。

ゆっくりと休みながら動く

妊娠後期になると、たくさん動くと動悸や息切れが起こりやすくなります。

ゆっくりと動くように心がけましょう。

また、疲れたらできるだけ休むようにしましょう。

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