夜泣きを放置してもいいの?海外では当然?赤ちゃんへの影響は?

1. ママを悩ませる夜泣きはどうして起こる?

赤ちゃんを出産して、休む間もなく始まる育児。

3時間おきの授乳、オムツ替え。昼も夜も関係なく泣く赤ちゃんのお世話というのは、想像以上に大変なことです。

赤ちゃんは何もできないので、すべてママがお世話をしなければという責任感もあるかと思います。

ママにとって育児は、気を抜けないことの連続ではないでしょうか。

毎日少しずつ成長している赤ちゃん

2~3時間おきに起きていた赤ちゃんも、少しずつ寝る時間が長くなります。

そして寝ているばかりだった赤ちゃんに表情や反応が出てくると、ママもちょっと一息つけるようになるころ。

そんなママのホッとしたい夜を妨げるのが、突然に始まる夜泣きです。

夜泣きの特徴

夜泣きとは、オムツや空腹などの理由が見当たらないのに泣いていることです。

ママが声を掛けても、まるでその声が聞こえていないように泣き叫び続けることもあります。

あまりの剣幕にどこか痛いのではないか、と焦るママとは逆に、ひとしきり泣くとウソのようにすやすや眠る赤ちゃん。

そんな様子を見ると、夜泣きって何?とママは首を傾げてしまいますよね。

夜泣きはどうして起こる?

実は夜泣きは、どうして起こるのか、メカニズムが解明されていないません。

泣くことで、昼間に受けたストレスを発散していると考える専門家もいます。

夜泣きをすることで脳が、覚えた情報を整理すると考える専門家もいます。

メカニズムははっきりしていませんが、赤ちゃんのほとんどは夜泣きをします。

成長の一つと割り切ることが大切です。

夜泣きはいつか終わります

寝ているのを起こされ、泣き叫ぶわが子をあやすのは、ママにとってとても大変なことです。

1日や2日ならそれほど気になりませんが、1カ月以上続くと、さすがに疲れてきますよね。

夜泣きはいつ始まって、いつ終わるのかわからないものです。

いつかは夜に寝てくれるようになりますから、気長に付き合うことが大切です。

ママも手を抜いて

昼間は育児に家事でヘトヘトなのに、夜まで起こされていては、ダウンしてしまいます。

夜泣きが続くときは、昼間も無理せずにお昼寝などをしましょう。

家事はできるときに、できる分だけで大丈夫です。

2. 夜泣きは抑えることができる?

人間の体内リズムは、昼間は起きて、夜に寝るようにできています。

しかし夜泣きは、そのリズムを崩してしまうものです。

成長の一つとわかっていても、昼間の育児でヘトヘトのママは夜にしっかり寝たいと思うもの。

それなら夜泣きを抑えることはできないのでしょうか?

残念ながら、夜泣きをやめさせる方法はありません。

でも夜泣きを減らすために対策をとることはできますよ。

体内リズムを整えよう

昼夜に関係なく寝たり起きたりしている新生児に比べて、夜泣きをするころは昼夜のリズムがつきはじめているころです。

朝は同じ時間に起こす、夜は同じ時間に寝るようにします。

こうした生活リズムを整えることが、夜泣き軽減につながるのです。

スマホ・テレビに注意

ついついママも見てしまう、スマホやテレビ。

実は画面から出ている光は、脳を興奮させる作用があるのです。

寝る前になったら、テレビを消しましょう。

また、お布団に入ってからのスマホも、極力やめることが、赤ちゃんの睡眠の質を高めるためには必要です。

入浴は寝る1時間前までに

お風呂に入ると、脳がしっかりと覚醒します。

このため入浴直後は、すぐに眠ることは難しいのです。

また熱めのお湯は、覚醒を促してします。

ぬるめ(38~39℃前後)の温度がリラックス効果も高まるので良いでしょう。

寝る前のおまじないを作る

赤ちゃんが、寝る時間なのだとわかるおまじないを作るのもオススメです。

  • 絵本を読む
  • ベビーマッサージをする
  • 静かな音楽を聴く

これをやると寝る、というリズムを作ると、赤ちゃんも睡眠に対して意識が向きやすくなりますよ。

3. 海外では夜泣きを放置しているって本当?

アメリカやフランスでは、夜泣きに対して日本と違う対応をします。

自立を促すことに意識が高い国では、そもそも添い寝という文化はあまり根付いていません。

このような国ではベビーベッドや子ども部屋に、赤ちゃん一人で寝かせています。

夜泣きをしてもすぐに行かない

睡眠に対しても早い自立を望むので、夜泣きはすぐに対応しないのです。

夜泣きが始まっても、赤ちゃんが何を要求して泣いているのか、まず見極めるのです。

ただ目が覚めて、泣いている場合は抱っこなどをしてあやすことはしません。

放置しているわけではない

このような海外の育児法は、泣いている赤ちゃんを放置しているわけではありません。

必ずそばで見守りながら、赤ちゃんが何を必要として泣いているのかを確認するのです。

必要に応じて、抱っこしたり、声を掛けたりします。

そして赤ちゃんが落ち着いたら、再びベッドに戻します。

少しずつ泣いている赤ちゃんを見守る時間を長くしていきます。

赤ちゃんは寝ることを学習する

泣いている赤ちゃんには、どんな現象が起こるのでしょうか。

夜泣きをしているのに、ママやパパが来てくれないと、さらに泣くのではないでしょうか。

実は逆の現象が起こります。

赤ちゃん自身が、夜泣きをすることで眠ることを学習するのです。

4. 赤ちゃんに対する考え方の違い

夜泣きを放置すると聞くと、日本では虐待ではないかと思われてしまいます。

そもそも日本の住宅環境では、泣いている赤ちゃんを見守るという状況はなかなか作りにくいですよね。

しかし、アメリカやフランスではこのような育児方法が確立されているので、赤ちゃんが泣いてもそれほど気にしないのです。

成長に問題ないの?

夜泣きを無視したら、赤ちゃんにとってトラウマにならないのでしょうか?

そういうことはありません。

逆に、自立を促すという面では、大きな効果を発揮しているのです。

虐待ではないの?

夜泣きを無視して、全く相手にしなければ、もちろん虐待です。

でも絶対に赤ちゃんを抱っこしないわけではありません。

授乳やオムツなど、赤ちゃんの求める欲求に対しては、きちんと対応しています。

その上で、必要以上に赤ちゃんに関わらないようにすることで、赤ちゃんは睡眠に対して早く学習するのです。

5. 海外の育児法から夜泣き対策を考える

夜泣きの対応は賛否両論ありますので、ご自分の環境に合った方法で、無理なく実施してみてください。

1. 夜泣きをしたら、まずは声を掛けてみる

夜泣きが始まったら、すぐには抱っこをせず様子を見ましょう。

抱っこが刺激になって、さらに泣くこともあります。

「まだ寝る時間だよ」「寝ようね」「ママはここにいるから大丈夫」など、赤ちゃんが安心できる言葉で優しく話しかけましょう。

2. おなかを優しくトントンしてみる

赤ちゃんの眠りを誘引することができる、魔法の方法です。

ママの手で優しく、おなかや背中をトントンすると再び眠りについてくれるのです。

3. のどは乾いていない?

寝苦しい夜や、暖房器具を使っている時期などは、のどが渇いて目が覚めることもあります。

水分をとると、すんなり寝なおしてくれることもあります。

何かを飲むときは、必ず意識をはっきりさせ、体を起こした状態で飲むようにしましょう。

おなか空いている場合は授乳をしてください。

4. 抱っこは最後の手段に

どうしても泣き止まないときは、無理をせず抱っこをします。

抱っこをすると、安心して、再び寝てくれることもあります。

5. 落ち着いたら添い寝をする

赤ちゃんに応じた方法で、夜泣きが落ち着いたら、添い寝をしましょう。

一緒に寝ることを、赤ちゃんが覚えるためです。

抱っこしなければ寝ない子は、慣れるまで大変かもしれませんが、慣れてしまうと寝かしつけをしなくても寝られるようになります。

ママが一緒に寝ることで、赤ちゃんは安心して寝られるようになるのです。

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