手足口病とヘルパンギーナはどのような違いがありますか?

1. 手足口病とヘルパンギーナはそれぞれどんな病気?

手足口病とは?

乳幼児の間で流行する夏風邪の一種で、夏から秋にかけてよく見られます。

口腔内に小さな水疱がみられたら、手や足をみて同様に小さな水疱の有無を確認しましょう。

手足口病では高熱が出ることはほとんどありません。

ヘルパンギーナとは?

乳幼児の間で流行する夏風邪の一種で、主にコクサッキーウイルスA群による感染です。

手足口病とほぼ同時期に流行します。

口腔内の小さな水疱は手足口病同様に出現しますが、高熱が2-3日続くことが多いです。

2-3日後に医療機関を受診し、手足に所見がないことを確認してもらいましょう。

2. 手足口病とヘルパンギーナの症状の違い

高熱が出るか否か、発疹の場所に違いが見られます。

小児科にかかる前に、親御様の方でも症状を確認しておけるとスムーズです。

手足口病の症状

38度以下の微熱がでます。発熱しないこともあります。

舌や口内に発疹(口内炎)ができます。

発疹は、手、足、口、全身にひろがる時もあります

ヘルパンギーナの症状

39度以上の高熱がでます。

発疹の出る部位は口だけです。

手足口病,ヘルパンギーナ,違い

熱と発疹の部位の違いで区別!

3. 手足口病とヘルパンギーナの原因ウイルスの違い

手足口病は原因となるウイルスが1種類でないのに対して、ヘルパンギーナは原因となるウイルスが1種類です。

ペルバンギーナの原因ウイルスは、コクサッキーウイルスA群です。

手足口病,ヘルパンギーナ,ウイルス

原因ウイルスにも違いがあります!

4. 他にも区別しづらい病気はある? ヘルペス性歯肉口内炎

手足口病やヘルパンギーナとともに、ヘルペス性歯肉口内炎も区別がしづらい病気です。

手足口病とヘルペス性歯肉口内炎は、ヘルパンギーナと同様に高熱の有無と発疹の部位によって区別が可能になります。

ヘルパンギーナとヘルペス性歯肉口内炎は、発症初期は区別が難しく、その流行状況や口腔内の水疱の出ている部位で鑑別することとなります。

病院,医者

医者に相談を!

手足口病

口腔内に小さな水疱がみられるが、ヘルパンギーナ、ヘルペス性歯肉口内炎と異なり、手や足にも小さな水疱が見られます。

また、手足口病では高熱が出ることはあまりありません。

ヘルパンギーナ

手足口病とほぼ同時期に流行します。

口腔内の小さな水疱は手足口病同様に出現するが、高熱が2-3日続くことが多いです。

2-3日後に診察し、手足に所見がないことを確認します。

ヘルペス性歯肉口内炎

発症初期はヘルパンギーナとの区別が困難なことがあります。

流行状況や、小さな水疱がでる口の場所で区別が可能になります。

ヘルパンギーナは、口の中の上側のやや奥にでる一方、ヘルペス性歯肉口内炎は、頬の内側の粘膜や舌などにもできるし、歯肉炎を伴います。

病院,医者

ヘルペス性歯肉炎

水疱があり、さらに歯肉炎になっていて歯ぐきが赤くなっているのがわかるでしょうか。

この3つの病気は本当に判断が難しいので、自分で判断せずに、まずは医者に相談しましょう。

近所の小児科の病院を
探す・口コミを見る

参考:病院で処方される薬