帝王切開の手術中やその後は痛む?麻酔、抜糸、傷口の痛みは?

1. 帝王切開ってなに?

帝王切開とは、いろいろな理由から通常分娩ではリスクが高いと判断された場合に、行われる分娩法です。

逆子、子宮口がなかなか広がらないなどの原因で、母子ともに悪影響があると判断されたときに、行われます。

帝王切開は2種類ある

帝王切開といっても、大きく「予定帝王切開」と「緊急帝王切開」の2種類があります。

手術の流れや方法は、どちらもほとんど同じになります。

手術日を決めて、帝王切開を実地するのが予定帝王切開です。

分娩中に何らかのトラブルがおきたときに、急きょ行われるのが、緊急帝王切開になります。

2. 帝王切開って痛いの?

それぞれの痛みについて

帝王切開は、麻酔を使用して行われます。

麻酔が効いているので、痛みがないと思われがちです。

実際は手術前、手術中、手術後、それぞれに痛みがあります。

帝王切開前の麻酔の痛み

帝王切開を行う前の麻酔をするとき、長い針をささなければなりません。

針をさすとなると、どうしても痛みを伴います。

軽く痛かったという人もいれば、とても痛かったという人もいて、個人差があるのが特徴です。

麻酔を打ったら、5分ほどで効き始めて、下半身の感覚が鈍くなります。

帝王切開の手術中の痛み

麻酔がしっかり効けば、手術中に痛みを感じることは、ほとんどありません。

赤ちゃんを子宮から取り出すときに、お腹から引っ張り出されるような変な感覚を感じる人がいます。

麻酔が効きにくい体質の人の場合、お腹を切開するときに、少し痛みを感じることもあるようです。

日ごろから、麻酔の効きが悪いなど不安があるのであれば、スタッフに相談してください。

実際に調べて、麻酔の効きが悪い場合、痛み止めを増やすなどの対処をしてくれます。

帝王切開後の抜糸の痛み

帝王切開をすれば、傷口を縫合することになります。

縫合するときは、麻酔が効いているので特に痛みはありません。

ただ、縫合した糸を抜く抜糸のときに、少し痛みを感じることがあります。

強い痛みではなく、引っ張られるような感覚なので、そこまで心配する必要はないといえます。

最近は、溶ける糸で縫ってくれることも多くなっています。

溶ける糸の場合は、抜糸をする必要もないので、不安を感じることは一切ありません。

3. 帝王切開したあとの傷口って痛むの?

麻酔がきれると痛みがでる

帝王切開したあとの傷口は、麻酔がきれるとどうしても痛みます。

これにも個人差がありますが、ズキズキ痛む、ジンジン痛むことが多いです。

人によっては、熱が出ることもあります。

帝王切開の場合でも、子宮を元の大きさに戻すために、子宮収縮が起こります。

そのため、傷口の痛みに加えて、後陣痛の痛みも出てくるようになります。

あまりにも痛みがひどい場合は、我慢せずに医師に相談してくださいね。

体と相談して体を動かして

短い手術といっても、体にメスを入れているので、しばらくの間は思うように体を動かせんません。

お腹に力をいれることも、難しいでしょう。

痛みがあると、体を動かすことが憂鬱になると思います。

ですが、産後は動いたほうが、子宮の戻りが早くなるといわれています。

無理をするのはよくありませんが、体と相談して動けるときは動きましょう。

痛み止めをうまくつかって、できる範囲で体を動かすと、回復を早められます。

4. 帝王切開の傷口って残る?

目立たなくなることがほとんど

帝王切開すると、傷口のことが気になる人も多いでしょう。

帝王切開は、横に切る方法と縦に切る方法の2種類があります。

一般的には、横に切ったほうが、傷口が目立ちにくくなるといわれています。

体質にもよりますが、帝王切開あとの傷口が、ミミズ腫れのようになることもあります。

そのような場合でも、1年すれば傷口は白っぽくなり、目立たなくなっていくことがほとんどです。

それでも気になる場合は、傷口予防のクリームなどのを使用するといいかもしれません。

5. 帝王切開でのお産も楽ではない

帝王切開=痛みがないわけではない

帝王切開は、麻酔を使用して出産をします。

そのため、帝王切開のお産=楽だという偏見を持っている人がいますが、そんなことはありません。

帝王切開にしかない、痛みや悩みが伴うのです。

どのような出産方法であっても、命がけで子どもを産むことに変わりはありません。

帝王切開が楽ということはなく、どのお母さんも命がけで出産しているのです。

近所の産婦人科病院の
口コミを見る・書く