手足口病の治療方法はどのようなものですか?治療期間や薬は?

1. 手足口病の治療は?

治療法と薬について

手足口病そのものへの特効薬はなく、特別な治療方法も存在していません。

したがって、病院では、通常は処方の必要はないと判断されますが、高熱の場合には、解熱鎮痛薬を処方することもあります。

基本的には軽い症状の病気ですから、経過観察を含め、症状に応じた治療を行うこととなります。

手足口病,病院

通常は薬の処方はなし

合併症のリスク

ただし、まれに無菌性髄膜炎(ウイルス性髄膜炎)や脳炎など中枢神経系の合併症などが起こる場合がありますので、以下の症状がある場合には直ちに医療機関を受診しましょう。

  • 高熱が出る
  • 発熱が2日以上続く
  • 嘔吐する
  • 頭を痛がる
  • 視線が合わない
  • 呼びかけに答えない
  • 呼吸が速くて息苦しそう
  • 水分が取れずにおしっこがでない
  • ぐったりとしている
手足口病,病院

異変があればすぐに病院へ!

2. 手足口病の治療期間は?

体内から完全に原因ウイルスが消滅するのに要する期間が1ヶ月、身体症状がおさまるのに要する期間が1-2週間と考えられています。

3. 手足口病の症状を抑えるための処方薬

痛みやかゆみを伴う皮膚症状への薬

炎症を抑えるために、抗ヒスタミン剤を処方してもらうのが一般的です。

皮膚の炎症を抑える薬として、ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)もよく知られていますが、ステロイドはウイルスを増殖させ、症状悪化を招くという報告もあり、手足口病には用いられていません。

手足口病,ステロイド

皮膚症状は薬で緩和を

口内炎の薬

症状が軽い場合はイソジンうがい薬による消毒、症状が重い場合には口内炎治療薬を処方してもらうの一般的です。

口内に発生する水疱(口内炎)は痛み、かゆみを伴うことが多く、食欲減退や水分不足を招く可能性もあります。

栄養状態が悪化すれば体力を維持することも難しくなるため、口内炎そのものの炎症を抑えることが大切になります。

手足口病,うがい

食後のうがいで口の中を清潔に!

発熱、頭痛の薬

高熱と頭痛を伴う時には解熱鎮痛剤を処方してもらい症状を抑えます。

下痢の薬

手足口病の際に、下痢などの胃腸症状を訴えること多く、その場合は、整腸剤なでが処方されます。

手足口病,高熱,解熱剤

高熱なら解熱剤を使用することも!

4. 手足口病の症状を抑える漢方薬

手足口病の症状を抑える効果を持つと言われている漢方薬としては、①麻黄湯(マオウトウ)②越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)という漢方薬が存在しております。

漢方は、「この漢方薬を飲めば症状がおさまった」という経験の蓄積の世界なので必ずしも医学的根拠があるわけではありませんが、選択肢のひとつとして検討する価値はあります。

近所の小児科の病院を
探す・口コミを見る

参考:病院で処方される薬