赤ちゃんが抱っこしないと寝ないのはなぜ?いつまで続く?

1. 赤ちゃんが抱っこをしないと寝ないのはなぜ?

育児の悩みで多いのが、寝かしつけの悩みです。

赤ちゃんが、抱っこしないと寝ないのはどうしてでしょうか。

寝かしつけるために抱っこで家じゅうをウロウロすると、赤ちゃんはようやくウトウト。

ところが、布団に横にしたら起きてしまい、また最初から寝かしつけ直すなんてことも。

いつになったら、抱っこをしなくても寝てくれるようになるの?

そんなママやパパの疑問を、分かりやすくご説明します。

2. 赤ちゃんの眠りのサイクル

大人は、目が覚めている状態から深い眠りへ入ることができます。

深い眠りと浅い眠りを3時間ごと繰り返して、おおよそ6時間で目が覚めます。

しかし、赤ちゃんは、大人のようにすんなり深い眠りに入ることができません。

赤ちゃんは浅い眠りから

赤ちゃんは浅い眠りから入り、深い眠りになります。

しかし、深い眠りは、1時間ほどすると浅い眠りに変わります。

この浅い眠りの時に、赤ちゃんを起こしてしまうような物音、オムツが濡れた、おなかが空いた、などの不快症状があると、赤ちゃんは目を覚まします。

3. 実は赤ちゃんは眠り方を知らない

育児の専門家には赤ちゃんの睡眠を「夜間子育て」という言葉で表現する人もいます。

実は赤ちゃんは眠り方を知らないのです。

眠りが浅いのは生きるために必要なこと

抵抗力のない赤ちゃんは、自分の異変にすぐに気づいてもらわなければなりません。

母乳やミルクをこまめに哺乳するので、空腹にも気づく必要があります。

このような理由から、赤ちゃんは眠りが浅いのです。

赤ちゃんに「眠り方」を教えるのが寝かしつけ

寝かしつけは、そもそも赤ちゃんをただ寝かせるためにするのではありません。

赤ちゃんに「眠ることは心地良いこと」「眠ることは怖くない」と、教えるためです。

実は睡眠も、離乳食やトイレトレーニングのように、段階を追わなければ一人では寝られないのです。

夜間子育て最初の一歩が「抱っこでねんね」

育児でよく見かける光景に、眠いのに寝られなくて泣いていることがあります。

赤ちゃんは「眠り方」を知らないので、眠いのにぐずっているのです。

そのため、ママやパパが抱っこをして、心地よい眠りに入るお手伝いが必要です。

4. 赤ちゃんは抱っこに対する欲求が強い

赤ちゃんは自分の欲求をストレートに出します。

抱っこで寝ることが幸せなことだと知ったら、抱っこをしてもらわないと寝られないのです。

逆に言うと、抱っこでねんね以外の方法を知らない、もしくはそれ以外に寝られる選択肢がないのです。

この選択肢を広げることが、寝かしつけのトレーニングです。

5. 寝かしつけはいつまで続くの?

赤ちゃんの睡眠には個人差があります。

すんなり添い寝に以降できる子もいれば、かなり大きくなっても抱っこしなければ眠れない子もいます。

これも離乳食やトイレトレーニングと同じで、その子なりのペースで行うのが一番です。

寝ることは怖くない、寝ることは幸せなことだと教えてあげるために、赤ちゃんが求める寝かしつけを繰り返しましょう。

いつまで続くか分からない寝かしつけも、気づけばできるようになっていたということがほとんどです。

  • 気づけば一人で寝られるようになっていた
  • きょうだいが一緒なら寝るようになった
  • お気に入りのぬいぐるみと一緒に寝るようになった

大切なのは気持ちを無視しないこと

気持ちを無視した寝かしつけは、子どもにとってはストレスですし、パパやママにとっても寝かしつけの時間が苦痛になってしまいます。

抱っこが安心して寝られるのなら、無理にやめる必要はありません。

6. 眠りにつくためのリズムを少しずつ整えよう

夜だから寝かしつけるのが当然ではなく、寝られるような環境づくりが大切です。

  • 毎日同じ時間に寝るようにする
  • テレビなど、脳の興奮や刺激になるものは少なくする
  • 昼間は外に出て太陽に光を浴びるなど、体内リズムを作る
  • 外遊びをするなど、よく体を動かす

今はすんなり寝られなくても、眠りのリズムをつけていくと、いつかは寝かしつけもスムーズになります。

7. 寝かしつけのコツ

抱っこ方法

赤ちゃんにとって、眠りやすい振動はよこ揺れよりも、たて揺れです。

首がすわらない赤ちゃんでも、たて抱きを好む子がいます。

それは、よこ揺れよりもたて揺れの方が心地よいからです。

横抱きでなかなか寝ない子は、たて抱きにするとすんなり寝られることもあります。

ウトウトではなく、完全に寝入るまで寝かしつける

赤ちゃんがウトウトしている内は、抱っこしたままでいましょう。

手を握ったままや、おっぱいを吸っている動作がある内は眠りが浅いです。

体が確実に脱力をしてから、そっと寝かしつけると、起きることはほとんどありません。

日中にスキンシップをたっぷりとる

赤ちゃんにとって、大好きなママやパパが自分を抱きしめたり、抱っこをしてくれること以上にうれしいことはありません。

日中に赤ちゃんの気持ちを満たしてあげると、夜に不安を感じることなく、スムーズに眠れます。

時には眠くないときもある

大人でも、寝られないことはありますよね。

赤ちゃんにも時々は眠くないときがあります。

そんなときは無理やり寝かせるのではなく、室内の照明を少し落として、絵本を読んだり、リラクゼーション効果のある音楽を聴いてみませんか。

親子でゆったりした時間を過ごすことで、気持ちが落ち着いて、眠りやすくなります。

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