妊娠中にグレープフルーツがほしくなる!でも妊婦が食べても大丈夫?

1. 妊娠中に役立つ、グレープフルーツの成分

ビタミンC

ビタミンCには、お肌のメラニンの生成を抑える効果があります。

また、ビタミンCは体の抵抗力を強める作用も持っています。

妊娠中は抵抗力が落ちやすいため風邪をひきやすく、さらに薬も制限されてしまいます。

妊娠中のしみ・ソバカスや風邪を防ぐため、ビタミンCを毎日摂りたいですね。

ナリンギン

グレープフルーツ独特の苦味の正体は、ナリンギンという成分です。

ナリンギンは、抵抗力を高める作用や食欲を抑える作用を持っています。

少ない量でも満腹感を得やすくなるため、妊娠中の食べすぎを抑えるのに役立ちます。

リモネン

柑橘系特有の、さわやかな香りのもととなる芳香成分です。

リモネンには高いリラックス効果があり、妊娠中のイライラ・落ち込みを防いでくれます。

アロマテラピーにもおすすめ

リモネンを含む柑橘系の香りは、妊娠中のアロマテラピーにもおすすめです。

グレープフルーツの苦味が苦手な人は、食べる代わりに精油を試してみてもよいでしょう。

妊娠中は使える香りが制限されますが、柑橘系なら安心して使用できます。

精油を直接肌につけるのはNG

柑橘系の精油を直接肌につけると、シミの原因になることがあります。

妊娠中は特にしみ・そばかすができやすいので、直接肌につけないよう注意しましょう。

お風呂や足湯用洗面器に数適入れる程度なら、ほとんど影響ありません。

カリウム

グレープフルーツを含む多くの果物には、カリウムが豊富に含まれています。

カリウムは体内の余分な塩分・水分を排出させ、むくみの解消に役立ちます。

食物繊維

グレープフルーツの薄皮部分には、良質な食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維をしっかり摂ることで、妊娠中になりやすい便秘の予防・解消に役立ちます。

薄皮を取ってしまう人も多いですが、便秘解消・予防目的で食べるならぜひ薄皮ごと食べましょう。

葉酸

その名のとおり葉物野菜に多く含まれる葉酸ですが、グレープフルーツにも葉酸が含まれています。

妊娠前~妊娠初期に葉酸をたくさん摂ると、胎児の先天的神経障害などの予防に役立ちます。

また、妊娠中期~後期に多い貧血の予防にも葉酸が役立ちます。

2. 海外産グレープフルーツの防カビ剤は大丈夫?

日本で流通しているグレープフルーツの多くは、海外で生産されたものです。

海外から輸入された柑橘類の皮には、防カビ剤が塗布されることが多いです。

防カビ剤が胎児に影響する?

防カビ剤を大量に摂取すると、奇形の原因になるというデータがあります。

しかし防カビ剤が塗布されるのは皮の表面のみで、果肉部分まで防カビ剤がしみこむことはありません。

皮についた防カビ剤が口に入る可能性はありますが、1日に数個分程度なら胎児への影響はほぼありません。

むしろ、防カビ剤を気にしてストレスを溜めるほうが健康に悪いでしょう。

防カビ剤の落とし方

防カビ剤が気になるときは、流水にさらしながら十分こすり洗いしましょう。

洗う前のグレープフルーツに触れることで、手にもいくらか防カビ剤が付着します。

グレープフルーツを洗った後は、手もよく洗いましょう。

3. 1日に食べてよいグレープフルーツの量

妊娠中の果物摂取量の目安は、1日に約200gまでとされています。

果物の食べすぎは糖分過剰につながり、妊娠糖尿病などのリスクを上げるおそれがあります。

グレープフルーツの1日摂取量の目安

グレープフルーツ1個の重さは平均で約300g、皮を除いた可食部の重さは約210gとなります。

妊娠中にグレープフルーツを食べるなら、1日に半分~1個くらいにとどめましょう。

他の果物を食べた日は、グレープフルーツの量を減らして調整しましょう。

4. 薬を飲んでいるときは、グレープフルーツに注意

血圧を下げる薬をはじめ、一部の薬はグレープフルーツと相性が悪いことが知られています。

肝臓で薬が代謝されるとき、グレープフルーツに含まれる成分によって代謝が妨げられます。

その結果薬の作用が強くなりすぎて、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

生のグレープフルーツだけでなく、グレープフルーツ果汁入りのジュース・デザート類にも注意しましょう。

近所の産婦人科の病院を
探す・口コミを見る