子どもが手足口病のときに保育園は休ませるべき?プールは?

1. 子どもの手足口病の初期症状とは?

1. 鼻水やくしゃみなどの風邪症状が出る

手足口病にかかるとくしゃみや咳、鼻水といった風邪に似た症状が見られます。

手足口病は、発疹が出る感染病というイメージですが、夏風邪の一種です。

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鼻水やくしゃみが初期症状!

2. 微熱が出ることもある

発疹は熱の症状と共に、もしくは熱が下がってから出ることが多くあります。

微熱や37度台ですむことが多いため、普通の夏風邪と捉えられることが多いです。

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熱はでても微熱

3. 体をかゆがる

子どもが「体がかゆい」「ムズムズする」と訴えるケースが多くあります。

その時は、子どもがかゆがっている場所には発疹などなくとも、数日後に発疹が出ることがあります。

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かゆみを訴えることが多い

4. 口内の痛みを訴える

皮膚よりも先に口の中に発疹(口内炎)が早く出ることが多くあります。

口の中の発疹については子どもは皮膚のものよりも痛がります。

場合によっては、痛みのために飲食に影響が出ることがあります。

口内の痛みを訴えた時には、口の中をよく見てあげる必要があります。

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口内の痛みを訴えることも!

5. 手、足に水ぶくれ状の発疹

手足口病の発疹は、その名前の通り、手、足、口に水ぶくれ状の発疹が出てくるものが典型例です。

そういった場合には、比較的平易に手足口病との診断がつきます。

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手、足、口にみられる水疱

2. どういった症状なら保育園は休ませるべき?

登園、登校の基準として、日本臨床皮膚科医会、日本小児皮膚科学会などは次のように公表しています。

「口内の発疹で食事が摂りにくい、発熱、体がだるい、下痢、頭痛などの症状がなければ、学校を休む必要はありません」

ただし、受診している医療機関から登園の許可が出ていたとしても、発疹があるので感染リスクがあるという理由から、保育園から登園を控えるようにお願いされるケースもあります。

トラブルを回避するためには、あらかじめ、教育機関には登園の目安を聞いておくと良いでしょう。

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登園は保育園と相談を!

3. 病勢が衰えるまではプールは控えましょう!

手足口病に疾患していて、皮膚が水疱形成している状態では、水疱部分が黄色ブドウ球菌などの侵入口になる可能性もあります。

黄色ブドウ球菌は、表皮感染症や食中毒、また肺炎、無菌性髄膜炎(ウイルス性髄膜炎)、敗血症等致死的となるような感染症の起因菌です。

そのような危険な状態で、プールに入ってはいけません。

水疱がほぼなくなり、明らかに病勢が衰えるまでは、プールは待ちましょう。

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プールは控えましょう!

4. 水疱が消えてからも念入りに手洗いを!

手足口病の原因となるウイルスは、回復後も2~3週間は子供の便から排泄されます。

したがって、水疱が消えてもしばらくの間は、オムツ替えの後にママは念入りに手を洗いましょう。

他の子や兄弟にうつさないように気をつける必要もあります。

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参考:病院で処方される薬