妊婦もシートベルトは必要?妊娠中は着用免除?後部座席にすべき?

1. シートベルトの重要さ

シートベルトは、自動車事故による死亡率を大幅に軽減してくれるものです。

シートベルトを着用していない場合、交通事故にあった際の死亡率は、シートベルト着用者に比べて約13倍になるというデータがあります。

妊娠中はお腹が大きくなるため、シートベルトをすると窮屈に感じるものです。

私たちの命を守ってくれるシートベルトですが、妊娠中もする必要があるのでしょうか?

妊婦さんは後部座席に座ったほうがよいのでしょうか?

ここでは、妊娠中のシートベルトの着用についてまとめました。

2. 妊娠中でもシートベルトを着用するべき?

妊娠中はお腹が大きくなってくるため、「シートベルトはしなくてもよい」という話を聞いたことがあるかも知れません。

しかし、妊娠中でもシートベルト着用する義務があるのです。

妊娠中に運転する場合

妊娠中でも、車の運転をする妊婦さんはたくさんいます。

シートベルトは事故にあった際、妊婦さんと赤ちゃんの命を守ってくれる大切なものです。

しっかりと着用するようにしましょう。

助手席に乗る場合

助手席に乗る場合でも、シートベルトを着用する必要があります。

もし、後続車に追突された場合、シートベルトを着用していないと車外に投げ出される可能性があります。

また、フロントガラスなどに頭を打ち付けてしまう可能性もでてきます。

シートベルトをすることで、これらのリスクを大幅に軽減することができるのです。

産婦人科学会でもシートベルトの着用をうながしている

日本産婦人科学会では、妊娠中のシートベルトの着用をうながしています。

「シートベルトが腹部を横断しないように着用すれば、母体と胎児にかかる交通事故時の障害を軽減できる」という意見を出しています。

3. 道路交通法における妊娠中のシートベルト着用について

妊娠中のシートベルト着用について、法律上ではどのような決まりがあるのでしょうか?

道路交通法における妊娠中のシートベルト着用は?

道路交通法では、「妊娠中でもシートベルトの着用をする」とされています。

妊娠中にシートベルトの着用をしなかった場合、道路交通法違反となり、免許の点数が引かれます。

シートベルトの着用が免除されることもある?

妊娠中に、シートベルトの着用が免除されることがあります。

しかし、緊急時や陣痛時の時のみなので、健康な妊婦さんには適用されません。

緊急事態の場合

妊娠中における出血、腹部の痛みなどが強く、横になっていなければ辛いときは、シートベルトの着用が免除されます。

多胎妊娠

多胎妊娠の場合、通常の妊娠と比べるとお腹がとても大きくなります。

この場合、シートベルトの着用を免除されることがあります。

ただし、シートベルトの着用をしないことで起こるリスクは高まります。

マタニティベルトを購入し、着用することをおススメします。

陣痛時

陣痛が強いとき、シートベルトの着用が免除されることがあります。

4. 妊娠中のシートベルトの着用方法は?

妊娠中でもシートベルトの着用が大切なこととはいえ、お腹を締め付けるのはとても不安なものです。

また、妊娠中にお腹を締め付けるようにシートベルトをすることで、万が一の場合腹部が圧迫されてしまうことも考えられます。

妊娠中のシートベルトの着用方法を紹介します。

腰ベルトの位置は?

腰ベルトは、できるだけお腹の下の位置に回し、太ももに近い場所を通すようにしましょう。

こうすることで、お腹の圧迫を防ぐことができます。

走行中に腰ベルトがずれてきたら、こまめに下のほうに移動させるようにしましょう。

肩ベルトの位置は?

肩ベルトは、胸の間に通して、お腹にかからないように通しましょう。

お腹の部分を避けるように装着することがポイントです。

マタニティシートベルトもおススメ

通常のシートベルトを締めることにどうしても不安がある妊婦さんは、「マタニティシートベルト」を着用してみましょう。

マタニティシートベルトとは?

マタニティシートベルトとは、車の座席にベルトで固定して使う補助用具です。

どのようなベルトなの?

マタニティシートベルトは、お腹を圧迫せずにシートベルトを装着できます。

特にお腹が大きくなる妊娠後期や、多胎妊娠の妊婦さんでも安心して車に乗ることができます。

さまざまな種類がある

マタニティシートベルトは、さまざまな種類があります。

ネットの口コミや店員に聞くなどして、自分に合ったマタニティシートベルトを選びましょう。

5. 後部座席に座れば、シートベルトをする必要はない?

後部座席のシートベルトの着用は、平成20年から着用がすすめられています。

しかし、強い強制力があるわけではなく、高速道路の走行中のみ違反の対象となります。

後部座席でもシートベルトの着用を!

交通事故による死亡原因のうち、後部座席のシートベルトの非着用による車外放出が目立つようになりました。

前の座席の人はシートベルトの着用する習慣があります。

しかし、後部座席の人はシートベルトをしない場合が多いことが原因です。

妊娠中でも、後部座席に乗る場合はシートベルトを着用しよう

妊娠中の人も、後部座席に乗る場合はシートベルトを着用するようにしましょう。

着用方法は運転席や助手席と同じです。

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