乳腺炎とは?原因・症状・対処法は?どう授乳するのがいい?

1. 乳腺炎とは

乳腺炎というのは、母乳を外へ運んでくれる管である、乳腺が炎症を起こすことです。

乳腺炎の原因

乳腺炎と言っても、大きく「急性うっ滞乳腺炎」と「化膿性乳腺炎」の2種類に分けることができます。

乳腺に母乳が溜まって、炎症を起こしてしまうのが「急性うっ滞乳腺炎」と言います。

細菌が入ってしまい、乳腺が炎症を起こしてしまうことを「化膿性乳腺炎」と言います。

化膿性乳腺炎は、急性うっ滞乳腺炎が悪化することで発症することが多いので、授乳中に乳腺になるママの多くは、急性うっ滞乳腺炎であることが多いです。

急性うっ滞乳腺炎になる原因

急性うっ滞乳腺炎になる原因には、以下のようなことが考えられます。

  • 授乳時間が決まっていなくて、ばらつきがある
  • 母乳の飲み残しが多い
  • 赤ちゃんの母乳の飲み方が偏っていて、左右のバランスが悪い
  • きつい下着をつけていたりして、胸部を圧迫している

以上のような原因があると言われていますので、事前に原因となることを予防することが大切です。

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2. 乳腺炎の症状

乳腺炎になると、どのような症状が出るのでしょうか

乳腺炎の主な症状について

乳腺炎になると、はじめの頃は、胸に痛みを伴うしこりができるようになります。

症状が悪化すると、胸がパンパンに張るようになってとても硬くなり、ひどくなると発熱などの症状も伴うようになってしまいます。

赤ちゃんに授乳を行っているママの、2~3割が乳腺炎になると言われています。

その他、乳腺炎には以下のような症状があります。

  • 胸にしこりができる
  • 胸がはって硬くなる
  • 胸が熱をもつようになる
  • 胸を押すと痛みがでる
  • 熱や寒気などが起こるようになる
  • 腕を上げたりしたときに胸のあたりに痛みがでる
  • 黄色っぽい母乳がでるようになる
  • 胸がはって硬くなる

3. 乳腺炎になってしまったときの対処法

乳腺炎にならないように気を付けていても、感染や疲れから乳腺炎になってしまうことがあります。

もしも、乳腺炎になってしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか?

マッサージを行う

胸のしこりが痛むけど、熱はないという軽めの症状のときは、母乳を出して詰まりを治すことが大切です。

母乳を出すためには、赤ちゃんに飲んでもらうのが1番です。

赤ちゃんに飲んでもらっても残っている場合は、搾乳機やマッサージで搾乳して、母乳を胸に残さないようにしましょう。

ぬるま湯に浸かって血行を良くしたあとに、搾乳をすると出やすくなります。

冷やすほうが良いときもある

温めてマッサージや搾乳をするといいのですが、胸が熱を持っている場合は冷やしたほうがいいです。

熱があるのであれば、温めずに冷却ジェルや濡れたタオルなどを使って冷やすようにしましょう。

そうは言っても、冷やしすぎは良くありませんので、冷却ジェルをする場合などはタオルを巻いてから冷たすぎないようにしてくださいね。

熱がある場合は病院に

胸が痛いだけでなく、カチカチになってしまって絞ることができない、高熱があるというような場合は病院に行くようにしてください。

ここまでひどくなると、薬が必要であることも少なくありません。

マッサージや入浴もやめて、きちんと医師に診てもらうのが1番です。

我慢したり、無理をせずに早めに病院にいきましょう。

4. 乳腺炎の予防方法

授乳の方法を工夫しよう

乳腺炎を予防するためには、片側の胸だけでなく左右の胸でバランスよく授乳することが大切です。

どうしても、抱っこしやすい抱き方で赤ちゃんを抱えるので、片方のおっぱいばかりで授乳してしまうママも少なくありません。

しかし、同じ方向だけで授乳していると、母乳が残ったまま詰まりやすくなってしまいます。

意識して、左右抱っこするようにして、赤ちゃんに左右同じ量の母乳を授乳するようにしましょう。

乳腺炎の予防をすることができます。

バランスの良い食事を心がける

授乳をしていると、赤ちゃんに栄養をとられるのでお腹が空きやすくなります。

そのため、カロリーが高いものを食べてしまいがちです。

確かに授乳中は、妊娠中よりも少しカロリーを多く摂取したほうがいいと言われています。

脂肪分の高いものではなく、ヘルシーな和食がおすすめです。

摂取カロリーは保ちつつ、和食中心のバランスのとれた食事を心がけるようにしてください。

食事に加えて、こまめな水分補給も忘れないようにしましょう。

胸を圧迫しないように気をつける

きつい下着などをつけて胸を圧迫していると、乳腺に負担がかかり、乳腺炎になりやすくなってしまいます。

通常の下着はワイヤーが入っていたりすることが多いです。

授乳中につけるといつもより張っている胸が圧迫されることになります。

産後、授乳をしているときは、妊娠前に使用していた下着をすぐに使うのはやめるようにして、授乳用のブラをつけることをおすすめします。

授乳用ブラであれば、圧迫されることもありません。

胸も出しやすくなっているので、授乳も簡単に行うことができて便利です。

眠るときも、うつ伏せや横向きで寝ると乳腺を圧迫して乳腺炎になりやすくなります。

胸を圧迫しないように、できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。

5. 授乳を楽しもう

授乳は赤ちゃんとの大切な時間

出産すると胸が張って痛くなりますし、睡眠不足になったりとママは大変ですよね。

授乳をやり続けるためには、気力も体力も必要になりますが、授乳をする時間というのは赤ちゃんとコミュニケーションを取れる大切な時間です。

授乳ができる時間も短く、貴重な経験になります。

母乳が出るのであればできるだけ楽しみながら授乳したいものです。

胸に違和感がないか、気になるところはないか確認して、ケアすることが乳腺炎の予防に繋がります。

毎日チェックして、乳腺炎に気をつけながら、短い期間である授乳を楽しんでくださいね。

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