妊娠の安定期はいつから?何週目から?安定期の過ごし方は?

1. 妊娠中の安定期とはどんな状態?

芸能人などで、よく「安定期に入ったので妊娠をご報告させて頂きます。」などという話が聞かれます。

一般の人も、安定期に入ってから周りの人に妊娠を報告することも多いでしょう。

そもそも安定期はいつからいつまでをさすのでしょうか?

また、安定期のおススメの過ごし方や注意点などについてまとめました。

2. 安定期はいつからいつまで?

基本的に安定期と呼ばれる時期は、妊娠5~7か月頃をさします。

妊娠週数でいうと、妊娠16週0日~27週6日です。

安定期の時期は目安

一般的な安定期は上記の時期になりますが、これはあくまでも目安です。

目安となっているのは、「胎盤が完成する時期」になります。

胎盤の完成は個人差がある

妊娠16週になると、胎盤は完全に完成します。

ただし、胎盤が完成する時期は個人差があります。

妊娠12~16週の間に完成される妊婦さんがほとんどなのです。

胎盤が完成するとどうなる?

からだの不調が減る

胎盤が完成する前は、卵巣からプロゲステロンが大量に分泌されます。

プロゲステロンは妊娠を維持するのに大切なホルモンなのですが、同時に女性のからだにさまざまな不調を引き起こします。

胎盤が完成すると、卵巣からのプロゲステロンの分泌は止まり、胎盤から適度に分泌されるようになります。

これにより、からだの不調が減って快適に過ごせることが多くなります。

流産の確率が下がる

胎盤が完成すると、胎児への栄養供給がじゅうぶんにできるようになります。

子宮内膜も安定してきて出血することもほとんどなくなるため、流産の可能性もぐんと少なくなるのです。

3. 安定期に入っても不調が続く妊婦さんも

先ほど述べた時期になっても、からだの不調が続く妊婦さんも意外と多いものです。

つわりの症状が長く続く人も

一般的に、つわりの症状は安定期に入る頃になくなると言われています。

しかし、中には安定期に入ってもつわりの症状が続く妊婦さんもいます。

出産まで続く人も意外と多いものです。

切迫流産(早産)で安静に過ごす必要がある場合

医師から「切迫流産」「切迫早産」と診断された場合、基本的に横になって安静に過ごすように指示が出されます。

切迫流産とは

切迫流産とは、出血や下腹部痛など流産の症状があるにも関わらず、胎児がもちこたえている状態です。

妊娠21週までに胎児が流れてしまうことを「流産」とよびます。

このため、切迫流産は妊娠21週までの妊婦さんをさします。

切迫早産とは

切迫早産とは、早産になりかけている状態をさします。

早産とは、赤ちゃんが妊娠22~36週6日の間に生まれることです。

切迫早産と診断されるケースは、以下の通りです。

  • 子宮の収縮が頻繁である
  • 子宮頸管の長さが標準より短い(多くは2.5mm以下)
  • 子宮口が開いている
  • 破水している

軽度の場合は自宅安静ですみますが、重度の場合は入院になることも多いです。

安定期は個人差がある

安定期とは、つわりなどのマイナートラブルが落ち着き、出血や切迫早産などの症状がない状態です。

このような症状がない状態が、その人の安定期と言えます。

先ほども述べたように、長い間つわりに悩まされる人や、切迫早産などで絶対安静を指示される人も多いものです。

中には、一度も安定期をむかえないまま出産に至る妊婦さんもいます。

4. 安定期はどんな時期?

先ほども述べたように、安定期はマイナートラブルがなくなり、胎盤が完成することで流産の心配もぐっと減ります。

お腹も徐々に大きくなってきて「妊娠している」という実感がわきやすくなります。

早い人だと、妊娠16週頃から胎動を感じる場合もあります。

胎動を感じることで、「お腹に赤ちゃんがいるんだ」と幸せな気持ちになります。

安定期は、大きなトラブルもなく活動的になり、その一方で妊婦としての幸せを実感できる時期でもあるのです。

5. 安定期のおススメの過ごし方は?

安定期は、つわりなどからだの不調から解放され、流産の心配も減り、我慢していたことができるようになります。

しかし、無理は禁物です。

安定期のおススメの過ごし方をご紹介しましょう。

妊娠中も適度な運動を

妊娠中は、ホルモンの影響から、からだが脂肪をためこもうとするはたらきが強くなります。

妊娠中に体重が増えすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの原因になります。

妊娠中に適度な運動をすることで、太りすぎを予防するはたらきがあります。

また、運動をするとストレス解消になります。

妊娠中でもできる、運動をあげてみましょう。

なお、運動をするさいは、必ず医師の許可を取ってからするようにしましょう。

ウォーキング

ウォーキングは、妊娠中でも手軽に始めることができる運動です。

ただ歩くのではなく、腕を大きく振り、目線はまっすぐ前を見ながら歩くようにしましょう。

歩くときは、足をかかとからしっかりと地面につけて歩くことを心がけましょう。

マタニティスイミング

マタニティスイミングは、スイミングスクールで行っている場合があります。

全てのスイミングスクールで行っているとは限らないので、興味がある人は事前に問い合わせてみましょう。

マタニティスイミングでは、適度な水温に保たれたプールで歩いたり、お産のときの呼吸法を練習したりします。

また、水の中はからだに負担がかかりにくいため、妊娠中でも普通に泳ぐ教室もあります。

マタニティスイミングは、助産師が常駐しているため、いざという時も安心です。

マタニティヨガ

マタニティヨガは、妊婦さんでも無理のないポーズをとるヨガです。

マタニティヨガをすると、筋肉が伸びてリラックスできます。

また、出産時の呼吸法を練習することもあります。

マタニティヨガは、産院でおこなわれています。

参加するには、医師の許可が必要です。

ストレッチ

ストレッチは、妊婦さんでも気軽にできる運動です。

ストレッチをすると、筋肉が伸びてリラックスできます。

いつでも手軽にできるため、体調が良ければ積極的におこなうと良いでしょう。

旅行

体調が良く、医師から許可が出れば、旅行にでかけるのもいいでしょう。

なるべく近場で無理のないように

旅行に行くといっても、ハードな行程はおすすめできません。

いくら安定期で体調が良くても、妊娠中は何があるか分からないものです。

なるべく近場で、無理のないようにスケジュールを組みましょう。

海外旅行はひかえよう

妊娠中の海外旅行はひかえましょう。

何かあったとき、言葉が通じにくいだけでなく、医療費も保険がききません。

ショッピングに行く

ショッピングに行くのも気分転換になっておススメです。

赤ちゃん用品店などにも足を運んでみましょう。

どの店にどのような商品が置いてあるかチェックしてみるのもいいでしょう。

体調が悪くなったら、すぐに休むようにしましょう。

戌の日のお祝い

「戌の日のお祝い」とは、「妊娠5か月目の戌の日に安産祈願をする」という行事です。

妊娠5か月に行けない場合は、体調の良い日に行っても問題ありません。

何をするの?

神社やお寺で、安産祈願の祈祷をしてもらいます。

また、腹帯やお守りをもらえるところもあります。

祈祷をする場合は、事前に予約していった方がスムーズでしょう。

無事に出産を終えたら、お礼参りをしましょう。

戌の日っていつ?

戌の日は暦の上で決まっていて、12日に一度めぐってきます。

戌の日は、産院で聞くことができます。

また、出産予定日から戌の日がわかるアプリなどもたくさんあります。

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