子どもの消化器の病気
子どもの消化器に関する病気の原因・症状・治療法・ホームケア・体験談を記載しています。
赤ちゃんの便秘とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】赤ちゃんの便秘(うんちの回数やかたさ)は、個人差が大きいものです。正しいホームケアで大丈夫ですが、ほかの病気の可能性や排便を促す薬をもらうために、お医者さんに相談してもよいでしょう。
赤ちゃんの胃食道逆流症とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】胃食道逆流症は、母乳やミルクなどの内容物が、胃から食道に逆流し吐く病気です。ほとんどの場合は、成長とともに治っていきます。重症の場合は、消化運動を促す薬を服用したり、手術によって治療することもあります。
赤ちゃんの肥厚性幽門狭窄症とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】肥厚性幽門狭窄症は、赤ちゃんが授乳のたびに嘔吐を繰り返す病気です。胃の出口の筋肉が厚くなって通り道がふさがれてしまい、授乳のたびに噴水状の嘔吐を繰り返します。治す方法は手術と薬物療法があります。
赤ちゃんの食中毒とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】子どもの食中毒の原因は、食べ物や飲み物を介して細菌感染することです。下痢や腹痛、嘔吐などの症状を伴います。赤ちゃんは脱水症状を起こしやすいので、早めに小児科を受診し、治療を始めましょう。
赤ちゃんの乳糖不耐症とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】乳糖不耐症とは、は乳糖を分解する酵素・ラクターゼが不足することで、下痢を起こす病気です。赤ちゃんは下痢が長引くと体力を消耗するだけでなく、発育不良が起こることもがあります。適切な治療とホームケアが大切です。
赤ちゃんの胆道閉鎖症とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】胆道閉鎖症とは、胆管が閉鎖している病気です。黄疸(皮膚や目が黄色くなること)が現れる、うんちが白色、灰色、クリーム色になるのが特徴です。治療しないでいると生命にかかわるため、手術が必要です。
赤ちゃんの腸重積とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】腸管が腸管内に入り込み、腸が激しく痛む病気です。痛みで突然泣きだし、おさまると機嫌が直ることを繰り返します。緑色の液体を吐いたり、血便が出たりするのが特徴です。危険なのですぐに病院に連れて行きましょう。
赤ちゃんの鼠径ヘルニアとは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】鼠径ヘルニアとは、別名脱腸とも呼びます。鼠径ヘルニアは、腸管が腹膜の穴から出てしまい、腸管や性腺(精巣や卵巣)を圧迫します。放置すると、嵌頓ヘルニアとなり腸管が戻らない、痛みが出て命に関わることもあります。
赤ちゃんのヒルシュスプルング病とは?原因・症状・治療・ケア・体験談
【専門医回答】大腸の細胞が欠損してその部分がぜん動せず、頑固な便秘になる病気です。緑色の汁を吐いたり、便秘のあと下痢になったりします。自力では治らないため、病院に行きましょう。
赤ちゃんの鎖肛(直腸肛門奇形)とは?原因・症状・治療・体験談
【専門医回答】生まれつき肛門が閉じている病気です。出生直後の診察など、多くは入院中に見つかります。人工肛門をまずつけた上で、手術をするのが一般的な対応です。鎖肛は低位、中間位、高位があり、それにより手術方法が変わります。
赤ちゃんの痔とは?原因・症状・治療・ホームケア・体験談
【専門医回答】赤ちゃんの痔には、3つの種類があります。いずれも、おしりを清潔に保つこと、かたくないうんちを毎日出させることが大切です。ひどい時は抗菌薬や痔の切開が必要なので、病院に行きましょう。
胃食道逆流症の治療ってどうするの?治療の期間・費用・薬は?
【専門医回答】胃食道逆流症は早期に発見し、適切に処置すれば、1週間ほどで治ります。乳児は授乳量や回数を調整するだけで、改善することも多いです。投薬治療や手術が行われても、健康保険と乳幼児医療費助成制度が適用されます。
新生児や赤ちゃんの便秘の解消法とは?月齢別の便秘対策まとめ
【専門医回答】赤ちゃんの便秘はとても気になり、対処に悩みますが、マッサージや綿棒浣腸など、低月齢の赤ちゃんでも実践できる便秘解消方法がたくんあります。離乳食開始後なら、便秘解消によい食べ物を取り入れるのも有効です。
子どもの乳糖不耐症の原因は?どういうしくみで起こるの?
【専門医回答】子どもの乳糖不耐症は、母乳やミルク、牛乳などに含まれる乳糖が消化吸収されないことで起こります。原因は、ラクターゼという消化酵素が欠乏することです。消化されない乳糖が腸に残ることで、症状を引き起こします。
食中毒の原因は?どういうしくみで起こるの?
【専門医回答】子どもが食中毒にかかる原因のほとんどは、細菌やウイルス、それらが出す毒素に感染することです。感染した食べ物や飲み物を摂ることで、細菌やウイルス、毒素が体内に侵入し、食中毒の症状が起こります。